本授業の目的およびねらい | | 本授業科目は,初年次生を大学教育へ導入し,自立した学習能力を身につけるとともに,文・理に共通した基礎的学力や技能を養うために,多面的な知的トレーニングによって,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ぶことが目的である。 セミナーのテーマ:民事裁判から見る日本社会 |
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教科書・テキスト | | |
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注意事項 | | 報告担当者による周到な準備と、他の参加者による主体的な関与とが、ともに欠かせない。また、レポート執筆に要するアカデミック・ライティングの初歩については、適宜課外学習の指示をする予定である。 |
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本授業に関する参照Webページ | | |
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担当教員からのメッセージ | | The aim of this class is to gain a multifaceted and concrete image of issues that arise in human society through reading civil cases and then conducting surveys, reports and discussions in a sound manner.
判決文というのは、特殊な構造を持ったテクストであり、専門的・技術的に読もうとするとかなり厄介です。しかし、ポイントさえ押さえておけば、当事者の境遇を出発点として、厳格かつ詳細に認定された事実に接することができる点で、ユニークで魅力的な素材といえます。こうした素材の特質をうまく活かすことで、社会で生起する問題についての具体的で豊かなイメージを持ち、ひいては社会に対する主体的な問題意識を各人に持っていただくことを目指します。同時に、そうした問題に対して、どうすれば知的な仕方でアプローチしうるか、その中でどうしても気づかされる自らの無知とどう向き合うか、といったことについても、実直に考えていくきっかけを提供できるような場にしていきたいと思っています。
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