学部・大学院区分学部
科目区分基礎セミナー
First Year Seminar
科目名 【日本語】基礎セミナーA
科目名 【英語】First Year Seminar A
主担当教員 【日本語】乗松 航
NORIMATSU Wataru
主担当教員 【英語】NORIMATSU Wataru
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅰ 木曜日 5時限
I Thu 5
対象学年1年
1


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,初年次生を大学教育へ導入し,自立した学習能力を身につけるとともに,文・理に共通した基礎的学力や技能を養うために,多面的な知的トレーニングによって,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ぶことが目的である。
セミナーのテーマ:ナノカーボン材料
ナノカーボン材料を対象として、調査能力、情報収集・編集能力、発表能力、および質疑応答能力を身につけることが目標である。
教科書・テキスト
必要に応じて授業中に指示する。
注意事項
受講生による発表を行う回では、授業当日までに予め調査した内容を発表資料スライドにまとめておくこと。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
Nanocarbon materials are a byword of the materials for nanotechnology, and the advantage of the research in Nagoya University. Nanocarbon, including zero-dimensional Fullerene, one-dimensional carbon nanotube, and two-dimensional graphene, is now widely used and expected to be used in future electronics. In this lecture, students investigate, present, and discuss about the research on nanocabon materials.

カーボンナノチューブの発見以来、名古屋大学を含めた周辺大学には、ナノカーボンの研究者が他地域より圧倒的に多く、国際的にも活発な研究が行われています。ナノカーボン材料はナノテクノロジーの代名詞でもあり、名古屋大学における研究の強みの一つです。0次元のフラーレン、1次元のカーボンナノチューブ、2次元のグラフェンに代表されるナノカーボンは様々な商品に利用されており、次世代のエレクトロニクス材料としても大きく期待されています。本授業によって、発表・討論能力を身につけるとともに、ナノの世界を自分自身の目で観るなど、名古屋大学における最先端の研究を知る機会の一つとしていただければと思います。