学部・大学院区分学部
科目区分基礎セミナー
First Year Seminar
科目名 【日本語】基礎セミナーA
科目名 【英語】First Year Seminar A
主担当教員 【日本語】髙木 新
TAKAGI Shin
主担当教員 【英語】TAKAGI Shin
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅰ 木曜日 5時限
I Thu 5
対象学年1年
1


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,初年次生を大学教育へ導入し,自立した学習能力を身につけるとともに,文・理に共通した基礎的学力や技能を養うために,多面的な知的トレーニングによって,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ぶことが目的である。
「セミナーのテーマ:バイオハッキングって何よ?:テクノロジーと私たちの知覚の未来」
教科書・テキスト
バイオハッキング―テクノロジーで知覚を拡張する 
カーラ・プラトーニ (著), 田沢恭子 (翻訳)  白揚社 2970円 Kindle 2822円
注意事項
本セミナーはセミナー時間外での読書・調査とパワーポイントを用いた資料作成が必須である. したがって予習が必要である。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
課題図書「バイオハッキング―テクノロジーで知覚を拡張する」 の紹介
カーラ・プラトーニ (著), 田沢恭子 (訳)  白揚社 単行本 – 2018/11/8 2970円 
(以下、Amazon の 内容紹介)
テクノロジーは知覚の未来をどう変えるのか?
大学や企業の研究室で、バイオハッカーの地下室で、「世界の感じ方」を変える研究が進められている。 キーワードは「バイオハッキング」。身体を「ハッキング」して知覚を操作しようという研究では、今まさにSFが現実になろうとしている。 視覚や聴覚などの五感の研究、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)の開発の現場で、いま何がおこなわれているのか? 知覚能力を高め、未知の感覚を手に入れることはできるのか? 脳をハッキングして心の声を再現しようとする研究者や、AR装置で現実を拡張しようとする起業家、さらには自らの身体に装置を埋め込んで新たな感覚を得ようとするバイオハッカーなど、多彩な面々が挑む、いま最も刺激的な知覚科学の最前線。
(目次)
第1部 五感/ 1 味覚 ……第六の味を見つけられるか? /2 嗅覚 ……においが呼び覚ます記憶 /3 視覚 ……人工網膜がもたらす新しい視覚/ 4 聴覚 ……心の声を機械で再現できるか?/ 5 触覚 ……手術支援ロボットと触覚
第2部 メタ感覚的知覚/ 6 時間 ……一万年時計と原子時計/ 7 痛み ……体の痛みと心の痛みの関係/ 8 情動 ……文化が感情に影響を及ぼす/ 第3部 知覚のハッキング
9 仮想現実 ……VRによる新たな知覚体験/ 10 拡張現実 ……AR装置による知覚の拡張/ 11 新しい感覚 ……バイオハッカーの身体改造 (http://www.hakuyo-sha.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/preface.pdf) 
In this seminar, through reading the text book ("We have the technology"), we will consider the future of human perception and our society.