学部・大学院区分学部
科目区分基礎セミナー
First Year Seminar
科目名 【日本語】基礎セミナーA
科目名 【英語】First Year Seminar A
主担当教員 【日本語】山本 徹也
YAMAMOTO Tetsuya
主担当教員 【英語】YAMAMOTO Tetsuya
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅰ 木曜日 5時限
I Thu 5
対象学年1年
1


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,初年次生を大学教育へ導入し,自立した学習能力を身につけるとともに,文・理に共通した基礎的学力や技能を養うために,多面的な知的トレーニングによって,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ぶことが目的である。
本授業では,炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の構造,製造法を勉強し,実際にCFRPを作製し,強度について評価します。CFRPが今後,どのような分野で適用・応用されるのかみんなで考えたいと思います。
教科書・テキスト
授業時に適宜資料を配付します。
注意事項
予備知識は前提としておりません。
積極的に質問,発表,意見交換ができるような授業にします。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
In this class, we will study the structure and manufacturing method of carbon fiber reinforced plastic (CFRP), actually make CFRP, and evaluate the strength. We would like to think about the possibility of CFRP as the future materials.

 担当教員は化学製品を作るプロセスを専門にする研究者です。主に化学をベースに研究を行っており,炭素繊維,カーボンナノチューブ,コロイドに関する研究を進めております。具体的には炭素のみでできた繊維をプラスチックに埋めることにより強化された炭素繊維強化プラスチック材料(CFRP)の開発,高分子コロイドを合成する過程で出てくる廃液が環境に与える影響の評価など。CFRPは軽くて高い強度を有しており,テニスラケットや航空機を構成する材料として利用されています。
 粉に関する研究も行ったことがあり,これらと炭素材料との複合化技術の開発にも取り組んでおります。これらの経験を基に最新の研究事例を紹介し,材料と環境に興味を持って貰えるように授業を展開していきたいと思います。