本授業の目的およびねらい | | 本授業科目は,初年次生を大学教育へ導入し,自立した学習能力を身につけるとともに,文・理に共通した基礎的学力や技能を養うために,多面的な知的トレーニングによって,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ぶことが目的である。 セミナーのテーマ:細胞を観る,記載する,そして伝える.コオロギ,マウス組織など生きた対象に向き合い,体験や観察の結果を記載し,他者に伝え,かつ聴衆として発表者に対して質問し,「個による観察」に始まった理解の「共有」を通じた深めを体得する. |
|
|
教科書・テキスト | | 教科書はとくに指定しないが,毎回の授業で講義資料を配布する. 研究室内の各種書物を自由に参照してよい. |
|
|
注意事項 | | コオロギ期間,マウス期間ともに,①運動・脳・神経,②循環,③呼吸,④消化,⑤泌尿・生殖という5つのシステムを担当する5チームに分かれて受け持ち学習(解剖を含む)を行うので,それぞれのシステムの解剖学的情報をインターネットや研究室の図書等から得ておく必要がある. |
|
|
本授業に関する参照Webページ | | |
|
担当教員からのメッセージ | | This course encourages each student to observe living objects (crickets and mouse tissues), to describe how the objects are, and to tell the observer’s findings to other students who are expected to ask as many questions as possible, together exemplifying a scientific way to deepen understanding of the objects and related issues based on their own experiences and mutual stimulations. コオロギの飼育,麻酔,実体顕微鏡を用いての解剖,マウス胎仔の解剖,臓器採取,顕微鏡撮影,細胞培養,観察,などなど,体験・実習形式を重視します.皆さんの積極的な「ふしぎにおもうこころ」,「質問という行為」,を求めます. |
|
|