学部・大学院区分学部
科目区分文系基礎科目
Basic Courses in Humanities and Social Sciences
科目名 【日本語】文学
科目名 【英語】Literature
主担当教員 【日本語】塩村 耕
SHIOMURA Koh
主担当教員 【英語】SHIOMURA Koh
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 木曜日 1時限
II Thu 1


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,人文・社会科学系分野の学問体系を認識するとともに,自主的判断能力を培うことが目的である。
・「教養」とは、個人的な体験を個人的なものにしない〈人間力〉をいう。それは優れた古典文学を読んで、古人と感を同じくする体験を積み重ねることによってもたらされる。
・外圧的になされた日本の近代化を見直すためには、直近の過去である江戸時代のことを知るのが望ましい。そのためには優れた文学に拠るのが近道である。
教科書・テキスト
版本の写真版のプリントを使用する。
注意事項
いわゆる先進国の中で、わずか百数十年前の自国の普通の文献を、国民の多くが読めなくなっている国は日本だけだ。嗚呼、恥ずかしい。専攻をとわず、くずし字を読解する能力だけは身につけよう。読書の幅がぐっと広がるはずだ。
本授業に関する参照Webページ
http://iwasebunko.jp/
担当教員からのメッセージ
「日本初の古書ミュージアム」西尾市岩瀬文庫を訪ね、日本の豊かな書物文化について体感して欲しい。さらに、大垣市奥の細道むすびの地記念館を訪ね、昔の文学を読み、古人の人生に触れるとはどういうことなのかを、展示を見ながら、芭蕉さんとともに、じっくりと考えて欲しい。
※岩瀬文庫のホームページから公開している古典籍書誌データベースも、随時参照して欲しい。


In order to review the modernization of Japan, it is desirable to know the latest past, the Edo period. The best way to do this is to read good literature.