本授業の目的およびねらい | | 定量的変化を記述・分析する数学の分野が解析学であり,その中心的方法は微分・積分である.これらの方法は自然科学において必須の研究手法であるが,近年はさらに社会科学などにも広く応用されている.本科目は通年講義の前半として,一変数微分積分学の基本を理解することを目的とする.特に極限の本質を理解し,対数関数・三角関数など初等関数の自在な解析学的取扱いができるようになることを重視する. |
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教科書・テキスト | | |
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注意事項 | | 予習より復習が大事である.教科書の全演習問題を自力で解くことを強く進める. |
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本授業に関する参照Webページ | | |
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担当教員からのメッセージ | | The goal of this course is to understand the basics of analysis of functions in one variable. In particular, students learn the concept of limit and how to treat analytically elementary functions such as the logarithm and the trigonometic functions.
教科書と参考書について.教科書として使用する本は,微積分学の基本中の基本を証明つきで系統的に論じた本である.講義はだいたい教科書に沿って行われる.参考書は教科書とほぼ同じ内容を証明抜きで解説した本である.持っていると理解の助けになると思う.なお,各回の講義内容を理解するための教科書の演習問題をレポート課題として毎回出題し,レポートとして提出を求めるので,教科書は必ず持っていてほしい. |
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