学部・大学院区分学部
科目区分理系基礎科目
Basic Courses in Natural Sciences
科目名 【日本語】化学基礎Ⅰ
科目名 【英語】Fundamentals of Chemistry I
主担当教員 【日本語】薩摩 篤
SATSUMA Atsushi
主担当教員 【英語】SATSUMA Atsushi
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅰ 火曜日 3時限
I Tue 3
対象学年1年
1


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,自然科学系分野の学問体系を認識するとともに,自主的判断能力を培うことが目的である。
[目的] 化学の知識を体系的に理解するため、物質の構造、性質、化学変化についての理論的基礎を学ぶことを目的とします。[ねらい] 次の点の理解を到達目標として勉強しよう。1)社会での化学の重要性と背景にある実験および理論的な根拠、2)原子の構造、3)周期表が原子の構成原理から導かれること、4)分子構造の量子化学的な理解。
教科書・テキスト
野村・川泉共編「理工系学生のための化学基礎」第7版 学術図書出版社
注意事項
学部授業との兼ね合いから本講義の2年次での再履修が不可能となる場合がある。
他学部向け化学基礎1による再履修は認められていない。
教室定員を超えた際には2年生以上と指定以外の1年生の履修をお断りする場合がある。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
最先端の研究は面白い。でも最先端を理解するためには、その土台である基礎を理解できている必要があります。本講義では「原子・分子の構造」と「周期表」を物理化学、なかでも量子化学をベースとして理解することを目標としています。具体的には、高校で学んだ化学・物理・数学を使って、原子・分子内での電子の運動を理解します。高校では化学を暗記科目として勉強したかもしれませんが、大学の化学は将来皆さんが「化学者」として社会活躍するための能力になるものですから、暗記ではなく、活用できる知識として理解することを目指して下さい。わからない点があれば講義中、放課後等に大いに質問して下さい。質問大歓迎です(工学部1号館729号室)。
Purpose: Chemistry is the study of the nature and structure of chemical substances and the chemical reactions. The purpose of this course is to learn the theoretical basis of the structure and properties of substances and chemical changes in order to systematize and deepen the knowledge of chemistry.
Aim: Let's study the following points. 1) The importance of chemistry in society and the experimental and theoretical grounds. 2) The structure of atoms. 3) The periodic table derived from the nature of atoms. 4) Understanding of molecular structure a quantum chemical point of view.