学部・大学院区分学部
科目区分理系基礎科目
Basic Courses in Natural Sciences
科目名 【日本語】物理学基礎Ⅰ
科目名 【英語】Fundamentals of Physics I
主担当教員 【日本語】時田 恵一郎
TOKITA Keiichiro
主担当教員 【英語】TOKITA Keiichiro
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅰ 水曜日 3時限
I Wed 3
対象学年1年
1


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,自然科学系分野の学問体系を認識するとともに,自主的判断能力を培うことが目的である。
特に、本授業科目においては、物理学を学ぶ上で最も基本となる力学の基礎を学ぶ。そこでは、力学における物理学的な概念や、自然界におけるさまざまな現象の本質を分析し、基本法則によって理解するという物理学的な方法論を学ぶことを目的とする。同時に力学を理論的に記述するために用いられるベクトル解析、微分・積分、微分方程式などの数学的方法についても修得する。
教科書・テキスト
指定しない。必要に応じて資料を配布する。
注意事項
初回授業時に配布する「履修についての諸注意」を熟読すること。NUCTに資料、小テストの得点などを掲載するので、NUCTの授業ページを最低週に一度はチェックすること。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to recognize the academic system of the natural sciences and to cultivate the ability to make independent decisions based on sciences. In this course, students will learn the basics of mechanics, which is the most fundamental aspect of studying physics. The main purpose of the course is to study the physical concepts in mechanics and the physical methodology of analyzing and understanding the nature of various phenomena in nature by the fundamental laws. At the same time, mathematical methods such as vector analysis, derivatives and integrals, and differential equations used to theoretically describe mechanics are also acquired.

物理学はほぼすべての科学・技術の基礎をなす。また、物理学は記憶・記録の体系ではなく、単純な法則から多様な現象へと論理の幹や枝を伸ばす体系である。よって、その学修に際しては、自ら手を動かして、数学的にギャップのない論理の道筋をたどる体験が必須である。その上で、さらにその論理の行き着く先の結果を表す数式の意味する物理的な内容を吟味することにより、真の理解への道が開かれる。この講義を通じて、現代社会・現代文明を支える物理学の巨人たち(ニュートン、他)の成功例を体感し、次世代の成功へとつなげていって欲しい。