学部・大学院区分学部
科目区分理系基礎科目
Basic Courses in Natural Sciences
科目名 【日本語】数学入門
科目名 【英語】Basic Mathematics
主担当教員 【日本語】中村 泰之
NAKAMURA Yasuyuki
主担当教員 【英語】NAKAMURA Yasuyuki
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅰ 木曜日 1時限
I Thu 1
対象学年1年
1


本授業の目的およびねらい
定量的変化を記述・分析する数学の分野が解析学であり,その中心的方法は微分積分学である。それは自然科学,さらに近年社会科学などにも広く応用される。本科目では1変数関数の微分積分学の基礎理解を目的とする。高校数学との接続を考慮し,直感的見方の紹介,応用への言及などにより理解を容易にする。
特に,対数関数・三角関数など初等関数を理解し,自在な解析学的取扱いができるようになることを重視する。
教科書・テキスト
熊原啓作著「入門微分積分学15章」(日本評論社)
注意事項
自宅での予習・復習・演習が不可欠である。
講義とともに演習を織り込んだ授業形態とする。
NUCTを活用します。資料の配布,課題提出は基本的にオンラインで行いますので,NUCTの利用に慣れるようにしてください。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
The goal of this course is to understand the basics of analysis of functions in one variable. In particular, students learn how to treat analytically elementary functions such as the logarithm and the trigonometric functions.

ガリレオ・ガリレイは「自然という書物は数学の言葉で書かれている」と言いました。また,微積分はニュートン,ライプニッツが自然を記述するための方法として発明したものです。そして,数学が必要となるのは,社会科学でも同様です。本講義では,そのような立場から,自然科学や社会科学を学ぶ上で避けては通れいない「言葉」としての数学を,図やグラフを多用しながら,情景を理解することに重点を置いて講述します。もちろん,頑張って手を動かして計算を行うことが必要であることは言うまでもありません。手を動かすことを厭わないで受講していだけることを期待しています。