学部・大学院区分 | | 学部 | | 科目区分 | | 理系基礎科目 Basic Courses in Natural Sciences | | 科目名 【日本語】 | | 化学基礎Ⅰ | | 科目名 【英語】 | | Fundamentals of Chemistry I | | 主担当教員 【日本語】 | | 尾上 順 ONOE Jun | | 主担当教員 【英語】 | | ONOE Jun | | 単位数 | | 2 | | 開講期・開講時間帯 | | Ⅰ 金曜日 2時限 I Fri 2 | | 対象学年 | | 1年 1 | |
本授業の目的およびねらい | | 本授業科目は,自然科学系分野の学問体系を認識するとともに,自主的判断能力を培うことが目的である。 化学基礎Iでは、現代化学に必要不可欠な化学結合の量子論の序論を講義します。始めに、原子構造を理解するための量子力学について学んだ後、簡単な系として二原子分子を例に、分子軌道法を用いて化学結合の形成、共有結合、イオン結合、電気陰性度、混成軌道について講義します。さらに、分子の振動・回転運動の量子論を概観します。最終的に、高校で習った化学結合の量子論的に理解が本科目の目的です。 |
| | 教科書・テキスト | | 尾上 順 著:「量子論の基礎から学べる 量子化学」(第4刷) 近代科学社 ISBN 978-4-7649-0415-6
|
| | 注意事項 | | 必要に応じてまだ習っていない数学や数式が出ててきますが、気にせずに式の物理的または化学的意味を理解することに専念してください。講義の中で、重要なポイントを言いますので、講義に集中し、メモを取るように心がけてください。 |
| | 本授業に関する参照Webページ | | | | 担当教員からのメッセージ | | Purpose and goal of this lesson
The purpose of this course is to recognize the academic system in the field of natural sciences and to cultivate the ability to make judgments by themselves. In Basic Chemistry I, we will give an introduction to the quantum theory of chemical bonding, which is essential for modern chemistry. Firstly, after learning about quantum mechanics to understand atomic structure, we will take a diatomic molecule as an example of a simple molecular system, and give a lecture on chemical bonds, covalent bonds, ionic bonds, electronegativity, and hybridization, using molecular orbital theory. Subsequently, we will introduce an overview of the quantum theory of vibrational and rotational motions of molecules. Ultimately, the goal of this course is to understand the chemical bond, which they learned at high school, in terms of quantum theory.
(1) 講義に集中し、重要なことはメモを取るようにしましょう。 (2) 予習はするに越したことはありませんが、週末に必ず復習しましょう。 (3) 講義科目名は化学基礎となっていますが、講義内容の大半は物理学なので、 高校で化学が苦手な方も学習しやすいと思います。
|
| |
|