学部・大学院区分学部
科目区分理系基礎科目
Basic Courses in Natural Sciences
科目名 【日本語】生物学基礎Ⅱ
科目名 【英語】Fundamentals of Biology II
主担当教員 【日本語】川部 勤
KAWABE Tsutomu
主担当教員 【英語】KAWABE Tsutomu
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 火曜日 4時限
II Tue 4


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,自然科学系分野の学問体系を認識するとともに,自主的判断能力を培うことが目的である。
【授業の目的】本授業科目では人間の病気の本態を理解する上で必要な生命科学のさまざまな知識を得ることが目的である。
【授業のねらい】(1)細胞レベル、分子レベルでの人体のしくみについて説明できる。(2)高次調節機能のしくみについて説明できる。(3)人間を取り巻く環境との相互作用を中心にして、正常と病的な状態との差異を説明できる。
教科書・テキスト
理系総合のための生命科学 第5版 東京大学生命科学教科書編集委員会 (編集)
2020年03月発行予定
注意事項
[担当教員からのメッセージ]の欄に今回の開講にあたっての詳細が書かれているので、よく読んで対応してください。

本講義は保健学科(大幸地区)で行われる。高校時代に学ぶ生物が確実に理解されていることが前提条件であり、開講前にしっかりと高校での生物学を復習しておくこと。授業内容に書かれた項目や予め告知された授業内容について教科書や参考資料をもちいて予習して臨むことが必要である。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
全専攻においての今後の医学教育の基盤となる知識を身につけることを目的としており、
自発的積極的な学習を期待する。特に、教科書の関連部分を予習して授業に臨むこと。
The purpose of this course is to recognize the academic system in the field of natural sciences and to cultivate the ability to make independent judgments.
[Objective of class] The purpose of this class is to acquire various knowledge of life science necessary for understanding the pathophysiology of human illness.
[Objective of class] (1) To be able to explain the structure of the human body at the cell level and molecular level. (2) Explain the mechanism of the higher order adjustment function. (3) The difference between a normal state and a pathological state can be explained by focusing on the interaction with the environment surrounding humans.

今回の開講にあたっての詳細
「生物学基礎II」の今年度担当の川部です。何か連絡がある場合にはNUCT等のみではなく、必ず( kawabe@met.nagoya-u.ac.jp )にも連絡するようにしてください。講義は原則、遠隔講義です。NUCTに掲示される各教員の開講方法に従って受講してください。Zoomを用いてライブオンライン講義が行われる際にも予めNUCTに受講情報が掲載されますので、確認してください。講義予定について下記の通りです。成績については毎回の確認テスト等をもとに判断し、最後に対面の試験を実施した場合には、そのすべてを評価の対象とします。

生物学基礎IIは後続の臨床医学IIIも遠隔となったことにより、必要最低限の登校とするために、学生へのアクセスポイントは大幸では提供しないことになりました。

池田先生の担当分については開講直前となりますので、受講情報に関しては、NUCTにお知らせを提示しますが、シラバスにも記載します。
「第1回と第2回はNUCTリソースよりファイルを視聴する形で開講されます。小テストを実施することで出席となります。ファイルと小テストは、授業日(火曜日)の00:00から48時間のみ公開されます。」以上です。

生物学基礎Ⅱ 2020年度 Ⅱ期 火曜日 4時限 時間割コード 20200022428
授業内容
10/6 1.細胞の構造と機能(池田)、NUCTリソースよりファイル視聴、小テスト実施により出席
10/13 2.細胞骨格と運動(池田)、NUCTリソースよりファイル視聴、小テスト実施により出席
10/20 3.代謝とエネルギー生体生産(佐藤)
10/27 4.タンパク質と酵素(佐藤)
11/10 5.ヒトと生命科学(近藤)
11/17 6.遺伝と生物情報(近藤)
11/24 7.細胞周期(石川)
12/1 8.シグナル伝達(石川)
12/8 9.神経・ホルモンによる調節(永田)
12/15 10.免疫の仕組み(川部)
12/22 11.免疫と病気(川部)
R3 1/12 12.遺伝子工学(早川)
1/19 13.遺伝子と病気(早川)
1/26 14.試験 (原則対面で行いますが、実施方法未定、場合によっては実施しない)