学部・大学院区分学部
科目区分理系基礎科目
Basic Courses in Natural Sciences
科目名 【日本語】電磁気学Ⅰ
科目名 【英語】Foundations of Electromagnetics I
主担当教員 【日本語】黒澤 昌志
KUROSAWA Masashi
主担当教員 【英語】KUROSAWA Masashi
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅱ 金曜日 4時限
II Fri 4


本授業の目的およびねらい
本授業科目は、自然科学系分野の学問体系を認識するとともに、自主的判断能力を培うことが目的である。
電磁気学は、現代科学技術における重要な基礎分野の一つである。電磁気学の基本概念と手法について理解を深めるとともに、それらを応用した理工系分野を学ぶための基礎学力を養うことを目的とする。本講義では、電磁気学で用いる数学的手法、時間的に変動しない静的な電場について学ぶ。【達成目標:静電場の基本法則について理解し、微積分やベクトル解析を用いて説明できる。】
教科書・テキスト
物理入門コース 新装版「電磁気学I 電場と磁場」:長岡洋介著(岩波書店)
ISBN:9784000298636
注意事項
授業で扱った範囲の教科書等の演習問題を課外学修で消化しておくこと。

【新型コロナウイルス感染症対応に係る授業の実施方針】
NUCT等のICTを活用した遠隔授業を予定しています。中間試験、期末試験の実施が難しい場合には、レポート試験により総合的に成績評価を行います。詳細はNUCT上でお知らせしますのでよく確認してください。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
電磁気学の基本法則の多くは高校物理に登場しています。まず高校レベルの電磁気学をしっかり復習してください。大学では、電磁気現象の数式的表現をエレガントに見せるために、微積分やベクトル解析を多用します。関数の微積分、ベクトル解析を自由自在に行えることが電磁気学を理解する第一段階です。できるだけ自ら演習問題に取り組み、電磁気現象に関するイメージを構築してください。

In this lecture, you are going to learn not only the electrostatic field in a vacuum but also some mathematical tools to solve problems of that. The goal of the achievement is to understand the basic laws of the electrostatic field and explain that using calculus and vector analysis.