本授業の目的およびねらい | | 本授業科目は,自然科学系分野の諸現象について,それらの諸現象を学際的,総合的に分析,把握する能力を育むとともに,他の学問分野との関連性について理解することが目的である。 本講義では、自然科学と物質の関わりを、20世紀以前と以後にわけて基礎物理学の視点で解説する。本講義の目標は、科学の理論は人間の脳内で勝手に構築されたものではなく、時代ごとの技術発展や物質開発と深く関わっていることを理解することである。
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教科書・テキスト | | |
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注意事項 | | 本講義は寺崎と小林の2名の教員による。各講義ごとに参考資料を示すので、個々の興味に応じて自宅でのより深い学習を行うことを推奨する。 |
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本授業に関する参照Webページ | | |
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担当教員からのメッセージ | | This course provides a relationship of materials to natural science on the basis of fundamental physics. The former half of the course will cover a historical review up to 19th century, and the latter half will cover from 20th century to the present by mainly focusing on science of superconductors.
人類が発見した物質がどのように新しい科学を切り拓いたかを学びたいという意欲溢れる学生の受講を待っています。
いくつかの参考書を示しておきます。 (前半)マーカス・チャウン「僕らは星のかけら」(ソフトバンク文庫)、藤宗寛治「電気に架けた生涯」(ちくま学芸文庫)、サイモン・シン「宇宙創成」(新潮文庫) (後半)森弘之「2つの粒子で世界がわかる : 量子力学から見た物質と力」(講談社ブルーバックス)、下山淳一「トコトンやさしい超伝導の本」(日刊工業新聞社)、大塚泰一郎「超伝導の世界」(講談社ブルーバックス) |
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