学部・大学院区分教育学部
時間割コード0214211
科目名 【日本語】国際社会における教育と文化
科目名 【英語】Education and Culture in International Society
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】生澤 繁樹 ○
担当教員 【英語】IZAWA Shigeki ○
単位数2
開講期・開講時間帯春 木曜日 2時限
Spring Thu 2
対象学年1年
1
コース・専攻等
専門基礎科目(全コース 共通)
必修・選択
選択必修


授業の目的 【日本語】
国際社会文化コースは、人間形成論、比較教育学、教育人類学、教育社会学、大学論といった領域から構成される。これらの名称からも理解できるように、哲学、国際比較、人類学、社会学、経済学と言った基盤的な学問をベースにしており、教育をこうしたさまざまなディシプリンから多角的・複眼的に学ぶコースである。同コースの基礎を学ぶために、アイデンティティ、人間化、学校文化、いじめ、家族、ジェンダー、大学、学費、学歴社会、帰国子女教育、多文化社会、宗教といったさまざまなテーマをオムニバス形式でとりあげ、それらの理論・実践・課題について考える基礎を学ぶ。
授業の目的 【英語】
The Course for the International Education and Culture Program is composed of various research fields concerning philosophy of education, comparative education, anthropology of education, sociology of education, and Higher education studies. These fields are based on academic disciplines including philosophy, international comparisons, anthropology, sociology, and economics, and students can think about education from many angles and multiple perspectives these disciplines provide in this course. This class covers such research topics in education as identity, humanization, school cultures, bullying, family, higher education, tuition fees, academic meritocracy, education of returnee children, multicultural society, and religion. It helps students acquire basic knowledge and consider the theory, practice, and issues of education and culture in the age of internationalization and globalization.
到達目標 【日本語】
本授業では,国際社会文化コースを構成する領域における現代的な課題や話題を取り上げ、同コースの学問的な基礎や考え方を学ぶ。本授業での学びを通して,哲学,国際比較,人類学,社会学,経済学の諸領域の基礎的知識を習得し,現代の変動する社会における人間・社会・文化の諸問題をみずから考察できるようになることを目標とする。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
【講義スケデュール】第1回 オリエンテーション第2回 入学者選抜と大学教育第3回 政府が存在する根拠第4回 グローバル化時代の言語教育第5回 国際競争力と人材開発政策第6回 Numeracyへの誘い第7回 教育的「常識」への問いかけ第8回 価値の相対化と道徳教育第9回 映画で考えるジェンダーの視点第10回 消費社会・市場社会のなかの学校教育第11回 道徳教育とシティズンシップ教育第12回 社会のなかの学校とその改革第13回 大学改革と評価第14回 日本の多文化・世界の多文化第15回 国際教育協力の課題
履修条件・関連する科目
特に条件は定めない。
成績評価の方法と基準
(評価の方法)1.レポート(60%)2.各回のリアクション・ペーパー(40%)(評価の基準)総点60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
今津孝次郎・馬越徹・早川操編『新しい教育の原理―変動する時代の人間・社会・文化』名古屋大学出版会,2005年。
参考書
授業にて紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
注意事項
他学部生の受講の可否
不可
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置