授業の目的 【日本語】 | | 臨床心理学は、「科学、理論、実践を統合して人間行動の適応調整や人格的成長を促進し、さらには不適応、障害、苦悩の成り立ちを研究し、問題を予測し、そして問題を軽減、解消することを目指す学問(アメリカ心理学会:APA)」と定義されている。人間の問題は多様であり、心理的要因のみならず、生物的、社会的な要因を踏まえて理解していく必要がある。したがって、臨床心理学は隣接する諸学問とリンクする学際的な側面がある。この授業では、国内外の臨床心理学の歴史、理念、体系から、その成り立ちを捉え、代表的な理論のいくつかを取り上げ説明する。この授業を通して、臨床心理学的観点から人間と社会の諸問題への関心を高めることを目的 |
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授業の目的 【英語】 | | This course deals with introduction to clinical psychology. The aim of this course is to help students acquire the basic knowledge to understand human behaviors from a psychological perspective. It also enhances the development of students’ interest in various matters relating to education, human development, and human society. |
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到達目標 【日本語】 | | 臨床心理学の全体像を捉え、その成り立ちと体系、代表的な理論、活動領域について説明できることを到達目的とする。 |
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到達目標 【英語】 | | |
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授業の内容や構成 | | 授業で扱う主なトピックは以下を予定している。なお、教員による講義形式の授業となる。1 ガイダンス2 臨床心理学の動向と歴史3 臨床心理学の理念、定義、体系5 精神分析的アプローチ6 行動論・認知論的アプローチ8 ヒューマニスティック・アプローチ9 システミック・アプローチ |
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履修条件・関連する科目 | | この授業のテーマに関心を持ち、意欲的、主体的に取り組む意欲のある学生を希望する。 |
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成績評価の方法と基準 | | 臨床心理学における各テーマを扱う授業への関与度を40%、臨床心理学の理解度について問う最終レポートを60%として総合的に評価する。総点60点以上を合格とする。授業を3分の1以上欠席した者は「欠席」とする。その他、授業時間外の研究参加などによって発行されるクレジットも加点対象とする。 |
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教科書・テキスト | | |
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参考書 | | 野島一彦・繁桝算男(監)野島一彦・岡村達也(編) 2018 公認心理師の基礎と実践③ 臨床心理学概論 遠見書房丹野義彦・石垣琢磨・毛利伊吹・佐々木 淳・杉山明子(著) 2015 臨床心理学 有斐閣その他、講義中に随時紹介する。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) | | |
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注意事項 | | |
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他学部生の受講の可否 | | |
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授業開講形態等 | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | |
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