学部・大学院区分教育学部
時間割コード0211211
科目名 【日本語】学習行動学講義Ⅰ(教育・学校心理学)
科目名 【英語】Learning and Memory I (Educational and School Psychology)
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】中谷 素之 ○
担当教員 【英語】NAKAYA Motoyuki ○
単位数2
開講期・開講時間帯秋 金曜日 1時限
秋 金曜日 2時限
Fall Fri 1
Fall Fri 2
対象学年1年
1
コース・専攻等
コース専門科目(社会心理行動コース)
必修・選択
選択必修


授業の目的 【日本語】
・人間の発達と教育における動機づけの諸理論について学び、動機づけ心理学の専門知識を身につけること、そして社会の諸問題に対する心理学的な理解・研究法の考え方を修得することを目的とする。・意欲、すなわち動機づけの問題は、学習や発達、そして適応を考える上で非常に重要な意味をもつ。動機づけとはいかに形成され、促されるのか。またどのような場面、状況で動機づけは低下するのか。欲求階層論、原因帰属理論、達成目標理論などの動機づけに関わる諸理論を概観しながら検討してゆく。授業の各トピックについて、教育現場における意欲と対人関係、そして適応をめぐって、心理学的にどのように理解するか、そしてそれらの課題をどう支援すればよいかについて議論し、学んでゆく。本授業を通して、動機づけ理論の視点から、われわれの日常的経験を捉え直すこと、そして今後の社会における重要な動機づけ関連概念について議論する力を身につけることを目指す。
授業の目的 【英語】
到達目標 【日本語】
・教育心理学における動機づけ研究の基礎とその展開に関する専門知識を修得することができる。・動機づけ理論に基づいて、現代社会の諸問題について理解を深め、その解決の方策について議論することができる。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
主な授業内容は以下の通りである(各項は授業内容であり、授業の回数とは一致していない)Ⅰ 動機づけ理論の基礎1. 動機づけとは2. 動機と情動3. 動機づけの原因帰属理論Ⅱ 人間関係と動機づけ1. 動機づけの内在化2. 社会的動機づけの過程3. 教師と生徒の人間関係Ⅲ 動機づけとライフコース1. 発達段階と動機づけ2. 困難状況における動機づけ3.自己実現における動機づけの役割
履修条件・関連する科目
心理学の基礎的知識を理解していることが望ましい
成績評価の方法と基準
・評価方法:平常点(小レポートなどによる授業関与度:70%)・最終レポート課題(30%)・評価内容:動機づけ研究の基礎とその展開に関する専門知識を習得していること動機づけ理論に基づき現代社会の諸問題について理解しその解決について議論できること
教科書・テキスト
特に指定しない
参考書
鹿毛雅治 2013 学習動機づけの理論金子書房中谷素之・伊藤崇達編著 2013 ピア・ラーニング 学びあいの心理学 金子書房森敏昭・秋田喜代美編 2006 教育心理学キーワード 有斐閣その他、授業内で適宜紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
注意事項
他学部生の受講の可否
3年生以上可
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置