授業の目的 【日本語】 | | この授業は、教育の歴史に関する諸課題に対して関心を高め、文献やそれにもとづく議論を通して高度な専門的知識を習得することを目的とする。六・三・三制や大学、教員養成制度、学級制、一斉教授、教科教育、道徳教育、時間割、学校給食、運動会、卒業式、四月学年始まりなど、日頃私たちが当たり前のことと思っている教育の制度や慣行はいったいどのようにして成立したのだろうか。この授業は、こうした現在の教育を支えているさまざまな仕組みや慣行について社会史的な視点から理解することを目指している。 |
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授業の目的 【英語】 | | This course deals with the modern history of education in Japan. It also enhances the development of students’ skill in carrying out historical study. |
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到達目標 【日本語】 | | この授業では、次の知識や技能を身につけることを目標とする。1.教育史における専門的な文献を収集したり、批判的に論じたりすることができる。2.ほかの受講者との議論にもとづいて、豊かな視点を身につけることができる。 |
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到達目標 【英語】 | | |
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授業の内容や構成 | | 1.日本教育史を学習する意義、学習方法について概説する。2.授業の前半は近代日本の教育社会史に関する文献を講読する。3.対象文献の購読においては、根拠を提示し、批判的に読むことが求められる。4.後半は、まず資料調査の方法について説明する。5.報告担当者が自分の関心をもったテーマについて具体的な資料を手がかりに調べて報告する。 |
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履修条件・関連する科目 | | 報告の順番を決定するので、履修希望者は初回の授業には必ず出席してください。初回にもしも出席できない場合には予め吉川に連絡をしてください。連絡がない場合には履修が認められないことがあります。5回以上欠席した場合には「欠席」とする。 |
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成績評価の方法と基準 | | この授業では次の方法で評価する。1.担当発表回における資料(20%)2.担当発表回における発表の内容(30%)3.ほかの受講者との議論(50%)総点の60%以上の得点を合格とする |
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教科書・テキスト | | |
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参考書 | | 参考文献として、さしあたり、江藤恭二監修『新版 子どもの教育の歴史』(名古屋大学出版会、2008年)および山住正己『日本教育小史』(岩波新書、1987年)をあげておくが、このほか授業のなかで適宜紹介する |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) | | |
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注意事項 | | |
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他学部生の受講の可否 | | |
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授業開講形態等 | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | |
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