授業の目的 【日本語】 | | 人間発達科学の一領域である生涯発達心理学,青年心理学の観点から,青年期における心理社会的発達と適応に関するメカニズムに関する概念と理論,研究方法に関する知識を獲得する。また,それにより日本の青少年の心の問題を論理的,批判的に思考する力と問題解決能力を高めることを目的とする。授業では,青年期の心理社会的発達の課題として,発達的移行の経験,身体イメージ,認知発達,自我・自己の発達,親子関係,仲間関係・恋愛関係,学校・社会環境の影響などのテーマを取りあげると共に実践的課題についても検討する。 |
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授業の目的 【英語】 | | This is an introductory lecture on adolescent psychology as an area of human developmental science. The aim of this course in to help students learn the major theories on psychosocial development and well-being in adolescence. It also enhances students’ability for critical thinking and problem-solving on various social issues in Japan. This course presents some topics of adolescents’ psychological development such as 1) experiences in developmental transitions, 2) body image, 3) cognitive development, 4) self and ego identity, 5) parents-child relationship, 6) peer and romantic relationship, 7) influence by school climate and community |
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到達目標 【日本語】 | | 社会における青少年の様々な心の問題に対して,生涯発達心理学の概念や理論を用いて批判的に思考し,問題理解と解決のための方法について論じることができる |
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到達目標 【英語】 | | |
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授業の内容や構成 | | 授業の各回の内容は以下の通りである。第1回 オリエンテーション第2回 移行期としての青年期の特徴第3回 身体的発達とこころ第4回 認知発達第5〜6回 自我・自己の発達第7〜8回 親子関係第9〜10回 友人関係・異性関係第11回 学校・社会とのかかわり第12〜14回 教育・臨床的実践第15回 総括 |
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履修条件・関連する科目 | | 履修条件は要さないが,「人間発達の心理学」を履修していることが望ましい |
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成績評価の方法と基準 | | 期末試験(70%)とレポート1回(30%)で評価する。それぞれについてC評定以上を合格要件とする。青年期の心理社会的発達と適応に関する授業内で学んだ概念や理論を正しく理解していることを合格の基準とする |
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教科書・テキスト | | |
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参考書 | | 1.平石賢二(編著)2011 改訂版 思春期・青年期のこころ−かかわりの中での発達 北樹出版2.大野久(編著)2010 シリーズ生涯発達心理学④ エピソードでつかむ青年心理学 ミネルヴァ書房3. 後藤宗理他(編)2014 新・青年心理学ハンドブック 福村出版 など。その他の参考書は授業内で適宜紹介する。参考資料は授業中に配付する。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) | | |
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注意事項 | | 単に講義を聴講するだけでなく,授業中に積極的に質問や意見などの発言をすること |
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他学部生の受講の可否 | | |
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授業開講形態等 | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | |
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