授業の目的 【日本語】 | | この授業では、人間の健康について、心理学的観点のみならず、医療や保健領域における身体との関連を踏まえて検討していく。心身の問題や疾患の予防、治療、健康の維持と増進について、さらにはライフイベントや災害時の心理社会的問題と支援といった環境要因との関連も含め、健康心理学の包括的な理解を試みる。 この授業を通して、人間と社会の諸問題への関心を高めることを目的とする |
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授業の目的 【英語】 | | This course deals with health and medicalclinical psychology. The aim of this course is to help students acquire the basic knowledge to understand human behaviors from health and medicalclinical psychology perspective. It also enhances the development of students’ interest in various matters relating to education, human development, and human society. |
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到達目標 【日本語】 | | 保健・医療領域でおこる問題を心理学的観点から見立て、それに基づいて支援の方針をたてることができる。さらに、健康の維持と増進に関連する心理学的要因を説明できることを到達目的とする。 |
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到達目標 【英語】 | | |
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授業の内容や構成 | | 授業で扱う主なトピックは以下を予定している。なお、主には教員による講義形式の授業となるが、受講者数によって小グループによるディスカッションを交えて進行することもある。1 ガイダンス(健康心理学では何を学ぶのか)2 ストレスと心身の疾病との関連3 ストレスマネジメント4 健康を取り巻く諸要因5 臨床的問題と障害のアウトライン6 怒り、攻撃性7 うつ、不安8 心的外傷体験9 精神疾患10 依存と嗜癖11 自殺予防12 身体の不調に関連する問題13 災害時の心理・社会的支援14 災害時の問題と介入15 予防的アプローチとまとめ |
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履修条件・関連する科目 | | この授業のテーマに関心を持ち、意欲的、主体的に取り組む意欲のある学生を希望する。自分自身について考えたり、表現したりすることに強い抵抗感がないこと。 |
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成績評価の方法と基準 | | 保健・医療領域でおこる問題を心理学的観点から扱う授業への関与度を40%、健康の維持と増進に関連する心理学的要因について問う最終レポートを60%として総合的に評価する。総点60点以上を合格とする。授業を3分の1以上欠席した者は「欠席」とする。その他、授業時間外の研究参加などによって発行されるクレジットも加点対象とする。 |
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教科書・テキスト | | 特に指定しないが、毎回の授業でその回に扱うテーマの資料を配布する。 |
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参考書 | | 宮脇 稔・大野太郎・藤本 豊・松野俊夫(編) 2018 健康・医療心理学 医歯薬出版株式会社丹野義彦・石垣琢磨・毛利伊吹・佐々木 淳・杉山明子(著) 2015 臨床心理学 有斐閣沼 初枝(著) 2014 心理のための精神医学概論 ナカニシヤ出版 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) | | |
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注意事項 | | |
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他学部生の受講の可否 | | |
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授業開講形態等 | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | |
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