学部・大学院区分教育学部
時間割コード0222414
科目名 【日本語】カリキュラム学演習Ⅳ
科目名 【英語】Seminar on Curriculum Studies 4
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】久野 弘幸 ○
担当教員 【英語】KUNO Hiroyuki ○
単位数2
開講期・開講時間帯秋 木曜日 3時限
Fall Thu 3
対象学年1年
1
コース・専攻等
コース専門科目(学校教育情報コース)
必修・選択
選択必修


授業の目的 【日本語】
本講義においては、主に小学校における1時間の授業実践をダイジェストに参観し、その授業における授業者の意図やねらいがどのように子どもの姿の中に実現しているか、さらに授業者の意図を越えて子どもにどのような事実が生じているのかについて、受講者の討議をもとに明らかにする。各受講者は、前回までの発表・討議と比較しながら、当該授業の特質や授業一般の特性などを「授業記録」に即して解き明かす事が望まれる。
授業の目的 【英語】
This seminar aims to develop abilities to observe lesson and to understand students' learning process in classroom activities. For achievement to this aims participants (presenter) will prepare to Lesson Transcript from visual and audio data of assigned lesson, and observe it and discuss about proposed focal points by presenter in charge.Each participants will raise their skills and thought on learning activities in classroom through presentation and discussion comparing with their own school experiences and knowledges.
到達目標 【日本語】
1) 授業記録を読み込む過程において、授業における子どもの発言の意味について考察し、意識や思考を捉える洞察力を養います2) 講義時間の授業分析においては、自己の見方と他者の見方を重ね合わせながら、授業の事実に即して自己の見方を更新できるようにします
到達目標 【英語】
1) In the process of reading Lesson Transcript, to consider the meaning of children's remarks in class and to develop insights that capture consciousness and thoughts.2) At analysis of Lesson Transcript, students will be able to update their own viewpoints according to the interactions at the lesson, while comparing own viewpoints with those of other participating students.
授業の内容や構成
1)ガイダンス:日程調整、講義概要、発表レジュメの作成方法2)講義:授業研究と授業分析、現代の教育課程改革の方向性3)事例1:小学校4年総合「つばさ弁当を作って売ろう」の事例検討4)分析1:事例1についての分析5)事例2:小学校6年理科「ジャガイモの養分はどこで作られる?」の事例検討6)分析2:事例2についての分析7)事例3:小学校5年総合「くらしとちらし」の事例検討8)分析3:事例3についての分析9)事例4:小学校6年算数「時間と距離」の事例検討10)分析4:事例4についての分析11)フィールド研究1:12)フィールド研究2:13)フィールド研究3:14)総合ディスカッション15)総合ティスカッション
履修条件・関連する科目
可能な限りフィールド研究に参加すること。(日程は別途調整する)Required to participate to field studies. Schedule will be arranged.
成績評価の方法と基準
本授業では、次の方法で評価する。1.担当発表における資料作成(20%)2.担当発表における口頭発表と議論(30%)3.他の受講生との議論の内容(20%)4.フィールド研究における観察の視点の設定(30%)【評価の基準】総点60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
必要に応じて授業中に参考文献を指示する。Text will be signed in the course.
参考書
奈須正裕・久野弘幸・斎藤一弥編著『知識基盤社会を生き抜く子どもを育てる』ぎょうせい、2014年。その他の資料は、授業中に配布する。場合によって、事前に電子媒体で配布する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
注意事項
発表レジュメは以下のように構成する1.学年、授業日、教科/領域名、単元名、授業者名 等2.取り上げたい場面の【授業記録】(3~4場面。ただし、授業に応じて柔軟に)3.授業全体を通して取り上げたい論点(3点程度)  *重要!4.本授業についてのコメント(感想)
他学部生の受講の可否
不可
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置