授業の目的 【日本語】 | | 今日のカリキュラム学の基礎をなす主要な概念・視点を主に比較の視点から紹介した上で、具体的な研究事例をもとに、その内容と方法を詳解する。履修生の皆さんは、代表的な理論や研究を学び、カリキュラム学における主要なテーマは何か、歴史的にどのような変遷があったのか、研究はどこに向かっているのかが理解できること、それらを個人のテーマに結び付け応用できることが期待される。 |
|
|
授業の目的 【英語】 | | This lecture aims at understanding major theories, concepts, and perspectives in curriculum studies. The lecture also aims at becoming students to familiar with seminal research and studies. |
|
|
到達目標 【日本語】 | | 受講生が授業の終わりまでには、カリキュラム学の基本概念と研究方法を理解できること、内外の教育分析に応用できることを目的にする。具体的には、授業の最後の3回を個人レポートの発表の場とするので、ディスカッションを行いながら最終レポートの完成度を高められるようにして欲しい。分かりやすく効果的な発表ができること。指示された形式(エッセイ)で最終レポートが書けること |
|
|
到達目標 【英語】 | | Students are required to familiar with major concepts and theories to the extent that they can apply them for their own research. |
|
|
授業の内容や構成 | | 第1回 オリエンテーション:カリキュラムを知識社会学から読み解く第2回 カリキュラムの歴史(1)ヨーロッパのカリキュラム・ カリキュラムの起源と自由7科・ 前近代と近代教育の境界(ルソー・コメニウス・ヘルバルト)第3回 カリキュラムの歴史(2)近代のカリキュラムとアメリカモデルの出現・ アメリカモデル(「実証科学性」「行動心理学」「構造主義」)・ 近代から現代へ(「合理性」「実証科学性」「分析的方法」への懐疑)第4回 カリキュラムの現代化・ 近代から現代へ・ 現代カリキュラムの特徴(近代との比較から)第5回 (各論)ポスト近・現代のカリキュラム・ ポスト近代社会の能力観・ localとglobalの緊張:国家のアイデンティティーとしての知識教養とグローバル化経済に組み込まれた知識・技術(国際バカロレア・ユネスコ)第6回 日本のカリキュラムの歴史(・ 系統学習と新教育:その淵源と経緯・ 戦後の教育改革とカリキュラム第7回 (各論)学力問題・大学入試・メリトクラシー・ 1958年以降の学習指導要領改訂から・ 日本のカリキュラム変遷の特徴第8回 (各論)大学入試・選抜の型とカリキュラム・ 入試の様式によるカリキュラムの違い・ 東アジア型・アメリカ型・ヨーロッパ型・国際標準型(IB)第9回 (各論)歴史教育・歴史教育の歴史に見るカリキュラム編成と社会第10回 (各論)国語教育・ 国語教育の意味と意義・ リテラシーとは何か第11回 (各論)日本のカリキュラムの特徴とは?—比較の視点からー・ 教科外教育と隠れたカリキュラム・ 教授法・カリキュラム構成第12回 総括(各論) 21世紀のカリキュラム・ 異文化教育・市民性教育・政治教育・環境問題とグローバル化・ 学校知と学校の行方、「能力か、教養か」「経験知か体系知か」第13回 レポート発表と討論第14回 レポート発表と討論第15回 レポート発表と討 |
|
|
履修条件・関連する科目 | | |
|
成績評価の方法と基準 | | リアクション・ペーパーと授業貢献(30%)とレポートの発表(30%)と最終レポート(40%)により評価する。欠席が6回になった時点でレポートは受けつけない。実習等で出席出来ない場合は事前にTAに連絡すること。総点60点以上を合格とします。 |
|
|
教科書・テキスト | | |
|
参考書 | | 授業時に各回で紹介する理論や研究のもとになる文献を紹介する。 |
|
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) | | |
|
注意事項 | | 最後のレポート発表は、パワーポイントを使って行うことを勧める。パワーポイントの作成方法について事前に学んでおくことが望ましい。 |
|
|
他学部生の受講の可否 | | |
|
授業開講形態等 | | |
|
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | |
|