学部・大学院区分教育学部
時間割コード0224208
科目名 【日本語】教育行政学演習Ⅱ
科目名 【英語】Seminar on Educational Administration 2
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】石井 拓児 ○
担当教員 【英語】ISHII Takuji ○
単位数2
開講期・開講時間帯秋 木曜日 3時限
Fall Thu 3
対象学年1年
1
コース・専攻等
コース専門科目(生涯教育開発コース)
必修・選択
選択必修


授業の目的 【日本語】
教育行政・教育行政学の基本問題に関わる事項を取り上げ、授業参加者が各自で調査し、報告・ディスカッションを通じて理解を深める。各自がそれぞれ問題発見を通じて課題を設定し、そのテーマを深く掘り下げていくことをねらいとする。
授業の目的 【英語】
Basic problems on educational administration and educational administrative studies are taken up, class participants will investigate themselves and deepen their understanding through reporting and discussion. The aim of this exercise class is to explore the themes which each participant set .
到達目標 【日本語】
教育行政学の基本的テーマや主要な事象に関して自律的に考察できる力の基礎を獲得する。テーマに関連する資料の収集、調査、文献研究、レポート作成、ディスカッションの方法を習得する。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
下記の事項について基本的事項を学習するとともに、ディスカッションを通じて理解を深める。1 教育に関係する文献・資料の探索と収集(解説)2 教育に関係する文献・資料の探索と収集(実習)3 教育行政の基本問題:戦後改革:教育基本法体制の成立と意義4 教育行政の基本問題:1950年代~1960年代:高度経済成長と福祉国家5 教育行政の基本問題:1970年代~1980年代前半:日本型企業社会の成立と教育6 教育行政の基本問題:1980年代後半以降:グローバリゼーションと教育政策決定過程の変容7 教育行政の基本問題:新自由主義教育改革とバウチャー制度8 教育行政の基本問題:ナショナルテスト政策とは何か―アメリカNCLB法―9 教育委員会制度:1948年教育委員会法と公選制教育委員会制度10 教育委員会制度:1956年地方教育行政法と任命制教育委員会制度11 教育委員会制度:1999年地方分権一括法による地方教育行政制度改革12 教育委員会制度:2007年地方教育行政法による地方教育行政制度改革13 大学改革問題―文系学部縮小・国旗国歌問題・大学運営交付金配分方式―14 18歳選挙権と主権者教育―教育の政治的中立性をめぐる問題―15 まとめ
履修条件・関連する科目
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
本授業では、次の方法で評価する1. 担当発表会における資料(20%)2. 担当発表会における発表内容(30%)3. ほかの受講者との議論(50%)総点60点以上を合格とします。
教科書・テキスト
授業内で適宜資料を配布する。
参考書
井深雄二・大橋基博・川口洋誉・中嶋哲彦編著『テキスト教育と教育行政』(勁草書房、2015年)『教育小六法』(学陽書房)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
注意事項
履修取り下げは、教育学部が定める取り下げルールにより処理する。
他学部生の受講の可否
不可
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置