学部・大学院区分教育学部
時間割コード0214502
科目名 【日本語】概説倫理学
科目名 【英語】Survey of Ethics
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】赤石 憲昭 ○
担当教員 【英語】AKAISHI Noriaki ○
単位数2
開講期・開講時間帯春 月曜日 4時限
Spring Mon 4
対象学年1年
1
コース・専攻等
教職に関する科目(全コース 共通)
必修・選択
随意


授業の目的 【日本語】
本授業では、倫理学に関する基本的知識を習得することを目的とする。倫理学における「正義」の理論とともに、生命倫理、環境倫理、教育の倫理などの現実的な倫理問題も検討する。
授業の目的 【英語】
到達目標 【日本語】
本授業では、次の点を目標とする。1)倫理学の基本的な考え方と知識を身につけることができる。2)現代社会における倫理問題について多面的に捉えることができる。3)現代において「善く生きる」ことがどういうことかを考え、自分自身で実践することができる。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
1 オリエンテーション:「倫理学」とは?2 功利主義:「最大多数の最大幸福」は正しいか?3 自由至上主義:「自由」はどこまで許されるのか?4 義務倫理学:許される嘘はあるのか?5 現代の正義論 :「公正としての正義」とは?6 徳倫理学:一人一票は正しいか? 奴隷制は正当か?7 コミュニタリアニズム:個人と社会・国家、どちらが優先されるのか?8 中間まとめ/補論:アンパンマンの正義論9 生命倫理①:臓器移植・人工生殖問題について考える10 生命倫理②:安楽死・尊厳死について考える11 生命倫理③:子どもの死と向き合うということ12 環境倫理:環境保護の思想13 環境倫理:動物の権利について考える14 教育と倫理:体罰問題について考える15 まとめ
履修条件・関連する科目
履修条件は要さない
成績評価の方法と基準
(評価の方法)本授業では、次の方法で評価する1.毎回のコメント記入(30%)2.期末試験(70%)(評価の基準)総点60点以上を合格とします。
教科書・テキスト
授業内で適宜資料を配布します。
参考書
・マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』ハヤカワ書房、2011年・マイケル・サンデル『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業』(上)(下)早川書房、2012年
課外学習等(授業時間外学習の指示)
注意事項
講義で展開される内容は、難しいように思うこともあると思いますが、どれもわれわれ自身の生き方に関わる問題です。つねに自分自身と結びつけ、ただ講義を聞くのではなく、一緒に考えてください。
他学部生の受講の可否
不可
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置