授業の目的 【日本語】 | | 具体的なソフトウェア設計法の手順と設計記法を学ぶ。ソフトウェア設計法の手順は設計作業を定型化する。設計記法は設計成果物の記述方法を定型化する。データに着目したソフトウェア設計の手順として構造化設計法を学ぶ。また,それぞれの手順で得られる設計の中間成果物を構造化設計記法によって記述し,設計作業と設計成果物を区別できるようにする。次に,オブジェクト指向設計法による設計作業を学ぶ。オブジェクト指向設計法の中間成果物の設計記法の一つであるUML(Unified Modeling Language)によって設計成果物を記述する。 |
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授業の目的 【英語】 | | This course will study design procedures and design notations. Procedures formalize design activity. Notations formalize the description of the results of the design activities. We will study the structured analysis and design technique (SADT) as procedures focusing on data flow. SADT defines notations for each intermediate artifact obtained at each procedure. Through design practice using SADT, we will identify and distinguish the difference between design activities and design artifacts. Then, we will study object-oriented (OO) design and Unified Modelling Language, a notation for OO design. |
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到達目標 【日本語】 | | 構造化設計法とオブジェクト指向設計法による設計を学ぶ。その成果物を構造化設計記法とUML(Unified Modeling Language)で記述する方法を学ぶ。 |
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到達目標 【英語】 | | |
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授業の内容や構成 | | 設計手順が明確に定義された代表的な設計法として,構造化設計法を学ぶ。構造化設計法と構造化プログラミングとの関係を整理することにより設計,プログラミングを一連なりの開発活動として理解する。また,構造化設計記法に従った設計成果物の記述を学ぶ。次に,設計手順が明確には定義されていない代表的な設計方法として,オブジェクト指向設計を学ぶ。反復的な設計と関心事の分離を理解する。オブジェクト指向設計の設計成果物をUML記法に沿って記述する方法を学ぶ。
1. ガイダンス
2. 構造化分析法
3. 構造化設計法
4. 構造化設計記法と構造化プログラミング
5. オブジェクト指向設計
6. クラス図(UML)
7. シーケンス図(UML)
8. UMLとオブジェクト指向プログラミング
9. まとめと評価
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履修条件・関連する科目 | | |
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成績評価の方法と基準 | | 講義中に与える演習課題の評価40%,期末試験60%,合計で60%(評定C)以上を合格とする。 | |
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教科書・参考書 | | 必要に応じて教材を配布する。オブジェクト指向プログラミング言語を使ったプログラミングの経験があることが望ましい。ソフトウェア設計法1の履修済みの者を対象とする。参考文献: 井上克郎: 演習で身につくソフトウェア設計入門,エヌ・ティー・エス(2006)
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課外学習等(授業時間外学習の指示) | | 講義の内容を理解するために具体的な題材で構造化設計法やオブジェクト指向による設計を実際に行い,対応する設計記法で設計成果物を記述する。 | |
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授業開講形態等 | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | |
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