学部・大学院区分情報学部
時間割コード1001309
科目区分
専門科目(コンピュータ科)関連専門科目(自然,人社)
科目名 【日本語】生体情報処理
科目名 【英語】Information Processing in Biological Systems
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】工藤 博章 ○
担当教員 【英語】KUDO Hiroaki ○
単位数2
開講期・開講時間帯秋1期 火曜日 3時限
秋1期 火曜日 4時限
Fall1 Tue 3
Fall1 Tue 4
対象学年3年
3
授業形態講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
CS共通
必修・選択
CS(知能)必修


授業の目的 【日本語】
見る・聞く・言葉の理解などの,脳でなされている情報処理を支える神経回路網,情報処理の共通原理,処理機構の解明とそのモデルについて講義する。生体情報処理についての歴史的・技術的な背景を説明し,マクロ的な情報処理を司る脳,ミクロ的な情報処理の基礎となる細胞,神経回路網,特殊感覚として発達した視覚,聴覚に関する構造と機能の知見について述べる。さらに,この知見に基づいた,コンピュータ科学的手法による情報処理機能の実現について述べる。
授業の目的 【英語】
Mechanism and characteristics of information processing in human visual and auditory perception are lectured.
(This course will be taught in Japanese.)
到達目標 【日本語】
本講義では,人間の優れた情報処理機能に対して,それを実現する脳の仕組みである,神経回路の機構と視覚・聴覚の感覚特性と,コンピュータ科学的アプローチによる実現方法について学習する。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
まず,生体情報処理についての概要を説明し,情報処理を司る脳,情報処理単位となる細胞,神経回路網を学び,高次の機能である視覚・聴覚の知覚機能について,構造と機構について学ぶ。各項目で,これらの知見に基づいた,コンピュータを用いた情報処理機能の実現のための方法について述べる。

1. 生体情報処理の概要
2. 脳の構造と機能
3. 神経回路網とその実現
4. 視覚系の構成
5. 明暗・色・形状・立体の知覚特性とその実現
6. 聴覚系の構成
7. 音・立体聴の知覚特性とその実現
8. 総括
履修条件・関連する科目
成績評価の方法と基準
レポート課題の評価30%,期末試験70%,合計100点満点で60点以上を合格とする。
教科書・参考書
教科書はなし。必要に応じて資料を配付する。履修条件は要さない。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
講義において説明した内容に関するレポート課題を与える。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置