学部・大学院区分情報学部
時間割コード1001055
科目区分
専門科目(人間・社会情報)関連専門科目(自然,CS)
科目名 【日本語】情報美学
科目名 【英語】Information Aesthetics
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】秋庭 史典 ○
担当教員 【英語】AKIBA Fuminori ○
単位数1
開講期・開講時間帯春1期 月曜日 3時限
Spring1 Mon 3
対象学年4年
4
授業形態講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
人社・社会情報
必修・選択
選択


授業の目的 【日本語】
新技術やその産物がもたらす新たな価値観と既存の自然や社会との調和をもたらすものや活動を美と名付け,その新しい美を社会に知らしめるのが美学のひとつの役割である。情報美学とは,その情報技術版である。本講義では,情報技術ならびにその産物が,現在の自然や社会にどのような新しい価値観を突きつけ,そこでわたしたちにどう生きることを求めてくるのか,またそれを自然や社会のなかにどう位置づけ調和をはかるのか,過去に美と呼ばれた事例を基に学びながら,受講者とともに議論する。
授業の目的 【英語】
One of the roles of aesthetics is to name things and activities that bring new values ​​brought by new technologies and their products into harmony with existing nature and society as beauty, and to inform society of the new beauty. The purpose of information aesthetics is to put the role of such aesthetics into practice in information technology, and to guide students to envision the beauty that should be realized today.
到達目標 【日本語】
新技術やその産物がもたらす新たな価値観と既存の自然や社会との調和をもたらすものや活動を美と名付け,その新しい美を社会に知らしめるのが美学のひとつの役割である。情報美学の目的は,こうした美学の役割を情報技術について実践し,受講者が,現在実現すべき美を構想できるよう導くことにある。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
講義では,情報技術ならびにその産物が,現在の自然や社会にどのような新しい価値観を突きつけ,そこでわたしたちにどう生きることを求めてくるのか,またそれを自然や社会のなかにどう位置づけ調和をはかるのか,過去に美と呼ばれた事例を基に学びながら,受講者とともに議論する。

1. ガイダンス
2. 情報美学の歴史
3. 現在の情報美学の課題とその哲学的基盤
4. 事例研究(1)(マテリアライジングほか)
5. 事例研究(2)(自然知能ほか)
6. 事例研究(3)(自然計算)
7. 情報社会における美とは
8. 総括
履修条件・関連する科目
成績評価の方法と基準
講義中に与える演習課題の評価50%,期末試験50%,合計100点満点で60点以上を合格とする。履修を取下げる場合は、必ず期日までに履修取り下げの届けを提出すること。
教科書・参考書
次の参考書を使用する。秋庭史典(2011)『あたらしい美学をつくる』みすず書房。「情報芸術論」を履修済みの者が望ましい。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
毎回授業前に該当範囲の予習をしておくこと。また講義において説明した理論を理解するために課題を与える。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置