学部・大学院区分情報学部
時間割コード1001155
科目区分
専門科目(人間・社会情報)関連専門科目(自然,CS)
科目名 【日本語】アジアのメディア
科目名 【英語】Media in Asia
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】井原 伸浩 ○
担当教員 【英語】IHARA Nobuhiro ○
単位数1
開講期・開講時間帯秋1期 金曜日 2時限
Fall1 Fri 2
対象学年3年
3
授業形態講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
人社・社会情報
必修・選択
選択


授業の目的 【日本語】
アジアにおける情報社会の政治学的・社会学的な基盤の理解に必要な考え方を身につけるため,本授業では,東アジア・東南アジアにおける政治コミュニケーションおよび国際政治の基礎を学ぶ。具体的には,メディアの自由,権威主義国家におけるメディアの役割,メディア史,パブリック・ディプロマシー,国家ブランディング,ポピュリズム,ナショナリズム,文化帝国主義などのトピックをカバーする。
授業の目的 【英語】
In this course, students will learn the basics of political communication and international politics in East and Southeast Asia in order to acquire the ideas necessary to understand the political and sociological foundations of the information society in Asia. Specifically, it covers topics such as media freedom, the role of the media in authoritarian states, media history, public diplomacy, national branding, populism, nationalism, and cultural imperialism.
到達目標 【日本語】
この授業では,受講者が授業終了時に以下の知識・能力を身に着けていることを目標とする。
1. アジアにおける政治学とメディア・コミュニケーションの基本的な概念について説明することができる。
2. 政治コミュニケーションを分析するにあたって必要な,基本的な分析手法や考え方にについて説明することができる。
3. 東アジアおよび東南アジア諸国のメディア政策や制度,それぞれの国々におけるメディアの社会的・政治的役割,さらにはそれらの影響について理解し,説明することができる。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
以下のポリティカル・コミュニケーションに関わる重要テーマについて講義する。
1. 政治コミュニケーションの主要なアクター
2. 文化帝国主義
3. ナショナリズム
4. 日本のパブリック・ディプロマシー
5. 中国のメディア
6. 情報操作
7. アジアにおける多国間協力
8. まとめと評価
履修条件・関連する科目
成績評価の方法と基準
講義中に与える課題の評価50%,期末課題50%。合計100点満点で60点以上を合格とする。
授業内で紹介したアジアにおける政治コミュニケーションの主要なトピックについて、授業中に得た知識や概念を用いて論述できることを成績評価の基準とする。
教科書・参考書
必要に応じて配布する。
履修条件は特に課さない。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
講義中に与える課題によって、理解を深める。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置