学部・大学院区分情報学部
時間割コード1001195
科目区分
専門科目(人間・社会情報)関連専門科目(自然,CS)
科目名 【日本語】社会システム論
科目名 【英語】Social System
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】河村 則行 ○
担当教員 【英語】KAWAMURA Noriyuki ○
単位数1
開講期・開講時間帯春1期 木曜日 3時限
Spring1 Thu 3
対象学年3年
3
授業形態講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
人社・社会情報
必修・選択
選択


授業の目的 【日本語】
情報通信技術が高度に発展していくなかで,その技術をどのように利用するかは,社会システムの問題であり,本講義の目的は,情報通信技術と社会システム(制度や組織)との相互関係と,選択肢と複雑性が増大する現代社会で情報やコミュニケーションが果たす役割とを理解することにある。特に,制度・組織の社会理論をとりあげ,組織の構造(官僚制型組織,ネットワーク型組織など)とその変動,組織の存続条件(技術的合理性や正当性)を考察する。


授業の目的 【英語】
This course aims that students will deepen understanding of the relations between information technology and social systems, and the roles which information and communication play in contemporary society. Topics include the theory of institution and organization, bureaucracization and network society.


到達目標 【日本語】
社会システムとしての制度,組織をとりあげて,社会学の立場から,組織とは何かを考える。この講義により,社会関係のあり方を分析する社会学の基本的視座について理解するとともに,高度情報化社会において組織のあり方がどのように変化していくのかを学ぶ。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
経営学,経済学とは異なり,技術的合理性・効率性だけでなく,制度や文化との関係で組織の構造と変動をとらえる社会学の組織理論を検討する。具体的には,合理的な社会システムとしての官僚制組織,ネットワーク型組織などの理論を紹介し,現代日本の組織の特徴とその変化について明らかにする。

1. 社会学のアプローチ
2. 社会システムとはなにか
3. 市場・国家・コミュニティ
4. 官僚制組織
5. インフォーマル・ネットワーク
6. 情報化とネットワーク社会
7. 日本の社会システムの特徴
8. 総括

履修条件・関連する科目
成績評価の方法と基準
講義中に与える課題の評価30%,期末試験70%,合計100点満点で60点以上を合格とする。社会システム論について授業中に得た知識や概念を用いて論述できることを合格の基準とする。
教科書・参考書
教科書は指定しないが,毎回の授業で講義資料を配付する。履修条件は要さない。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
講義において説明した理論を理解するために課題を与える。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置