学部・大学院区分情報学部
時間割コード1001205
科目区分
専門科目(人間・社会情報)関連専門科目(自然,CS)
科目名 【日本語】科学技術社会論
科目名 【英語】Science Technology and Society
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】丸山 康司 ○
担当教員 【英語】MARUYAMA Yasushi ○
単位数1
開講期・開講時間帯秋1期 火曜日 4時限
Fall1 Tue 4
対象学年3年
3
授業形態講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
人社・社会情報
必修・選択
選択


授業の目的 【日本語】
科学技術の導入は社会に多大な便益をもたらしているが,同時に様々な社会的課題も生み出している。その両方の側面が存在することを前提に,利便性とリスクのトレードオフのような問題に対する考え方を学ぶ。事例分析を通じて問題の所在を明らかにした上で,問題設定や課題解決の方法を紹介する。またステークホルダへの諸影響を俯瞰した上で適切な利害配分や合意を実現する方法を紹介する。
授業の目的 【英語】
The aim of this lecture is to acquire the sence of managing the ambivalence of modern technology. On the premise that both sides exist, students learn how to think about issues such as the trade-off between convenience and risk. After clarifying the location of the problem through case analysis, the method of problem setting and problem solving is introduced. We will also introduce methods to realize appropriate allocation of interests and agreements based on a comprehensive view of the impact on stakeholders.
到達目標 【日本語】
科学技術の導入に伴う利便性とリスクのトレードオフに対する考え方を学ぶ。利便性とリスクは不可分な存在であることを前提として,技術導入の社会的制御,リスク受容の条件,リスクと便益の配分における社会的公正といった諸概念を理解できるようになることを目的とする。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
科学技術の導入に伴うトレードオフについての事例を紹介し,問題の所在を明らかにする。さらに事例の分析を通じて問題設定や課題解決の方法を紹介する。またステークホルダへの諸影響を俯瞰した上で適切な利害配分や合意を実現する方法を紹介する。

1. ガイダンス
2. 科学技術と社会のトレードオフ
3. 科学的不確実性と多元的現実
4. リスク社会と二項対立的問題設定の限界
5. 環境保全におけるガバメントとガバナンス
6. エネルギー問題の技術解と社会解
7. 食と農の科学と技術
8. 総括
履修条件・関連する科目
成績評価の方法と基準
毎回の講義内容についての課題の評価50%,講義で扱った概念の応用力を測る期末試験50%,合計100点満点で60点以上を合格とする。
教科書・参考書
ハンドアウトを配布すると同時に,各自ダウンロード可能なポータルサイトを準備する。
履修条件は特にない。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
講義において紹介した内容を理解するために課題を与える。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置