学部・大学院区分情報学部
時間割コード1001215
科目区分
専門科目(人間・社会情報)関連専門科目(自然,CS)
科目名 【日本語】リスクガバナンス論
科目名 【英語】Risk Governance
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】青木 聡子 ○
担当教員 【英語】AOKI Sohko ○
単位数1
開講期・開講時間帯秋2期 月曜日 5時限
Fall2 Mon 5
対象学年3年
3
授業形態講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
人社・社会情報
必修・選択
選択


授業の目的 【日本語】
不確実性やリスクにかかわる情報が人びとによっていかに収集され意味づけられ共有されていくのか,それらに基づいて制度的/非制度的にいかなる対応がとられるのか,その対応によって生じる新たな状況は人びとにとっていかなる意味をもつのかに着目し,リスクを媒介とした人々のコミュニケーションについて具体的な事例をもとに検討していく。
授業の目的 【英語】
This class aim to focus on the following points and learn about risk-mediated communication of people based on specific examples:
- How information about uncertainty and risk is gathered, meaningful and shared by people
-What kind of institutional/ non-institutional response will be taken based on them
-What kind of meaning the new situations arising from that response has for people
到達目標 【日本語】
【授業の目的】高度に複雑化した今日の社会では,そこで起こる現象の因果関係を見きわめ,あらゆる事態を事前に想定することがきわめて困難になっている。こうした状況下での,不確実性やリスクとの付き合い方を考えるのが,この授業のねらいである。

【到達目標】社会学的観点からリスクの多元性やガバナンスの多様性について理解する。リスクガバナンスの現場で起こっていることについてセカンドオーダーの説明ができるようになる。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
【授業の構成】リスクやガバナンスについてさまざまな理論的なアプローチを学んだのちに,リスクガバナンスの現場における実践やその課題について事例をもとに検討する。
1. イントロダクション
2. リスクとは何か?(1)――諸研究分野のアプローチ
3. リスクとは何か?(2)――社会学的アプローチ
4. リスクガバナンスの考え方(1)――リスク情報の受容・共有
5. リスクガバナンスの考え方(2)――制度的・非制度的対応
6. リスクコミュニケーションの手法
7. リスクコミュニケーションの実際
8. 総括

【授業時間外学習の指示】指定する文献を各授業前に読み,論点を整理しておくこと。
履修条件・関連する科目
成績評価の方法と基準
期末レポートを70%、小レポート等を30%で点数をつけ、100点満点で60点以上を合格とする。
教科書・参考書
【教科書・参考書】授業ごとに文献やレジュメを配布する。

【履修条件等】「科学技術社会論」を受講しておくことが望ましい。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
小レポートを課す場合がある。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置