学部・大学院区分情報学部
時間割コード1002035
科目区分
専門科目(人間・社会情報)関連専門科目(自然,CS)
科目名 【日本語】認知心理学C
科目名 【英語】Cognitive Psychology C
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】北神 慎司 ○
担当教員 【英語】KITAGAMI Shinji ○
単位数1
開講期・開講時間帯春2期 水曜日 2時限
Spring2 Wed 2
対象学年2年
2
授業形態講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
人社・心理・認知科学
必修・選択
選択


授業の目的 【日本語】
認知心理学は,人間の認知に関する理論の構築やメカニズムの解明を目指した基礎的な研究だけに限らず,いわゆる“世の役に立つ”ことを目指した応用的な研究も盛んに行われている。本講義では,たとえば,法と心理学および目撃証言の研究などに焦点を当て,これまで,認知心理学は,どのように役に立ってきたのかについての知識を深めることを目標とする。そして,これらの学習を通じて,認知心理学の基礎的・応用的知見を,日常生活や社会に還元できる視点を備えた人材の育成を目指す。
授業の目的 【英語】
In this course you will learn about an important applied field of cognitive psychology. Based on my area of expertise, we will focus on eyewitness memory.
到達目標 【日本語】
本講義では,その認知心理学の研究の中でも,目撃証言という応用分野に焦点を当て,これまでの研究によって蓄積された知見や,あるいは,具体的な応用的事例についての知識を習得し,理解を深めることを目的とする。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
認知心理学の応用分野として,もっとも研究が盛んである目撃証言の信頼性に関する研究によって明らかにされてきたこれまでの知見や理論について紹介する。その上で,たとえば,「目撃証言」といった具体的なトピックを取り上げ,認知心理学の有用性について,応用的観点から解説する。

1. イントロダクション
2. 目撃証言とは?
3. 目撃証言の研究方法
4. 実験室実験の紹介
5. フィールド実験の紹介
6. 顔の識別におよぼす諸要因
7. 刑事裁判における目撃証言
8. 目撃証言の信頼性の鑑定とは?
履修条件・関連する科目
成績評価の方法と基準
授業への積極的な関与(授業中の発言,コメントペーパー,実験・調査への参加等)の評価30%,講義中に与える演習課題の評価20%,期末レポート50%,合計100点満点で60点以上を合格とする。
教科書・参考書
必要に応じて配布する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
講義において説明した事項を理解するために課題を与える。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置