学部・大学院区分情報学部
時間割コード1002070
科目区分
専門科目(自然情報)関連専門科目(人社,CS)
科目名 【日本語】物質情報学5
科目名 【英語】Physical and Life Science Informatics 5
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】長岡 正隆 ○ 中村 泰之
担当教員 【英語】NAGAOKA Masataka ○ NAKAMURA Yasuyuki
単位数1
開講期・開講時間帯春1期 木曜日 1時限
Spring1 Thu 1
対象学年3年
3
授業形態講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
自然・自然情報
必修・選択
選択


授業の目的 【日本語】
物質は,その構造や性質に関する,様々な情報をマルチスケールでもつ。本講義では,物質情報学2で理解した,原子・分子のミクロ情報を基礎に,その集合体である液体や溶液の運動状態がもつ物質情報を理解する。そのための分子情報技術であるマルチスケールシミュレーションを修得して,分子集合体で繰り広げられる物質現象(化学反応や相転移現象など)について,ミクロレベルから,ナノ・マイクロレベルを繋ぐ物質情報学を学習する。
授業の目的 【英語】
A substance has various kinds of information about its structure and properties in multiscale. In this lecture, based on the microscopic information of atoms and molecules, which was understood in Material Informatics 2, we will understand the material information of the dynamic state of liquids and solutions that are the aggregates of atoms and molecules. We learn the multi-scale simulation, which is a molecular information technology for that purpose, and study the material informatics that connects from the microscopic level to the nano / micro level, regarding the material phenomena (chemical reactions and phase transition phenomena, etc.) occurring in molecular assemblies.
到達目標 【日本語】
物質は,その構造や性質に関する,様々な情報をマルチスケールでもつ。本講義では,物質情報学2で理解した,原子・分子のミクロ情報を基礎に,その集合体である液体や溶液の運動状態がもつ物質情報を理解する。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
原子・分子のミクロ情報から得られる物質情報を生むための情報技術であるマルチスケールシミュレーションを理解して,分子集合体で繰り広げられる物質現象(化学反応や相転移現象など)について,ミクロレベルから,ナノ・マイクロレベルを繋ぐ物質情報学を学習する。物質情報学4を履修していることが望ましい。

1. ガイダンス
2. 物質のモデル化
3. マルチスケールシミュレーションと物質情報
4. 物質情報観測値は”ビッグナンバー”平均値
5. 空間多階層性(あるいは数多階層性)を超える!
6. 物質の化学変化をシミュレートする!
7. 時間多階層性も超える!
8. マクロ物質現象と物質情報技術
履修条件・関連する科目
成績評価の方法と基準
講義中に与える課題の評価40%,期末試験60%.合計100点満点で60点以上を合格とする。
教科書・参考書
教員が作成したプリントを配布する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
講義において説明した理論を理解するために課題を与える。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置