学部・大学院区分情報学部
時間割コード1002130
科目区分
専門科目(自然情報)関連専門科目(人社,CS)
科目名 【日本語】物質情報学10
科目名 【英語】Physical and Life Science Informatics 10
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】吉田 久美 ○ 太田 元規
担当教員 【英語】YOSHIDA Kumi ○ OTA Motonori
単位数1
開講期・開講時間帯秋2期 月曜日 3時限
Fall2 Mon 3
対象学年3年
3
授業形態講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
自然・複雑システム
必修・選択
選択


授業の目的 【日本語】
生体内および生体間では,生命維持のために種々の情報伝達が行われる。ほとんどの情報は,物質によって運ばれ,分子同士の相互作用によって伝わる。本講義では,細胞内,細胞間,組織内,個体間など様々な場面で生命情報伝達の役割を担う鍵分子としての生理活性物質について学ぶ。生理活性物質とは,生体に何らかの機能を及ぼす低分子〜中分子の有機化合物を指す。その構造,性質,高分子(タンパク質)との相互作用と機能発現機構の概要を学習する。
授業の目的 【英語】
In this class students will learn about bioactive substances, i.e. natural products.
到達目標 【日本語】
生体の恒常性を律する生体高分子と生体機能分子(低分子の天然物)の構造と機能を理解し,それらの相互作用の形態や大規模ネットワークが行う高次機能や情報伝達の仕組みを学ぶための基礎的知識を習得することを目的とする。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
生理活性物質とはなんであるかの概論を講じた後,生体機能分子の研究例を過去から現在にいたるまでの科学技術の進展に併せて紹介する。生体高分子と生理活性物質の相互作用が如何にして機能を発現するかについて実例を紹介し,それらが形成する大規模ネットワークを理解する。
1. ガイダンス
2.生理活性物質とは
3. 生理活性物質研究の歴史と方法
4. 物質の相互作用と機能発現機構
5. 生体高分子とは
6. 分子の大規模ネットワークと生命情報処理
7. 総括と定期試験
履修条件・関連する科目
成績評価の方法と基準
レポートの評価40%,期末テストの評価60%,合計100点満点で60点以上を合格とする。
教科書・参考書
必要に応じて連絡する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
講義内容のより深い理解を促すために課題レポートを課す。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置