学部・大学院区分情報学部
時間割コード1002132
科目区分
専門科目(自然情報)関連専門科目(人社、CS)
科目名 【日本語】物質情報学11
科目名 【英語】Physical and Life Science Informatics 11
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】長岡 正隆 ○
担当教員 【英語】NAGAOKA Masataka ○
単位数1
開講期・開講時間帯春1期 木曜日 3時限
Spring1 Thu 3
対象学年4年
4
授業形態講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
自然・複雑システム
必修・選択
選択


授業の目的 【日本語】
物質情報学2,3および7–10で履修した知見を基盤として,物質情報学のさらなる応用的側面を学ぶ。具体的には,ミクロからナノレベルの実際的課題として,化学反応や情報機能性物質などに対する計算機シミュレーションの応用方法を修得する。さらに生命レベルへの応用として,有機化学の素反応に関する情報を集結させることによって可能となる複雑な有機化合物の全合成,生体現象を分子レベルで理解するための複雑な生合成経路,タンパク質構造等の大量の生命情報を解析するための情報科学的アプローチなどを学習する。
授業の目的 【英語】
We learn more applied aspects of material informatics based on the knowledge acquired in Material Informatics 2, 3 and 7–10. Specifically, we will learn how to apply computer simulations to chemical reactions and information functional materials as practical issues from the microscopic to nano level. Furthermore, as life-level applications, we learn the total synthesis of complex organic compounds made possible by gathering information on elementary reactions of organic chemistry, complex biosynthetic pathways for understanding biological phenomena at the molecular level, and the information scientific approach to analyze the large amount of life information of protein structures, etc.
到達目標 【日本語】
物質情報学の応用的側面を学ぶため,分子シミュレーション,化学合成や物質情報の検索,生体分子のビッグデータについて講義と実習を併用して実施する。これにより,他の物質情報学の講義内容で得られた理解を深めるとともに,さらなる応用的側面を学んでいくためのきっかけとする。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
化学反応や情報機能物質などに対する計算機シミュレーションの応用方法を修得する。さらに生命レベルへの応用として,有機化合物の全合成,生体現象を分子レベルで理解するための複雑な生合成経路,タンパク質構造等の大量の生命情報を解析するための情報科学的アプローチを学習する。

1. イントロダクション
2. 分子シミュレーション(1)
3. 分子シミュレーション(2)
4. 化学合成と生合成経路
5. 4.の実習
6. データベースを用いた物質検索
7. 生体分子のビッグデータ
8. 生体情報の解析実習
9. 総括
履修条件・関連する科目
成績評価の方法と基準
講義中に与える演習課題の評価50%,レポート50%,合計100点満点で60点以上を合格とする。
教科書・参考書
講義内容に即した資料を配布する。可能な限り,物質情報学2,3および7-10を履修しておくことが望ましい。
機材数に制限があるため,受講者数に制限を設けることがある。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
講義内容に沿った課題およびレポートを与える。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置