学部・大学院区分情報学部
時間割コード1002135
科目区分
専門科目(人間・社会情報)関連専門科目(自然,CS)
科目名 【日本語】認知科学C
科目名 【英語】Cognitive Science C
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】三輪 和久 ○
担当教員 【英語】MIWA Kazuhisa ○
単位数1
開講期・開講時間帯春2期 木曜日 4時限
Spring2 Thu 4
対象学年2年
2
授業形態講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
人社・心理・認知科学
必修・選択
選択


授業の目的 【日本語】
問題解決や発見など,人間の高次認知プロセスに関して,実験やコンピュータシミュレーション等の手法を用いた研究を講究する。特に,洞察やひらめきなど,人間の創造的思考の背後にある認知的メカニズムや思考プロセスに焦点を当てる。そこでは,意識的思考に留まらず,顕在的思考プロセスの背後にある潜在的思考プロセスが,重要な機能を果たすとされる。最近の研究成果も踏まえ,創造的思考に関する多角的な検討を行う。
授業の目的 【英語】
This course focuses on studying higher-order human cognitive processes, such as problem solving and discovery, using cognitive science techniques such as experiments and computer simulations. In particular, it focuses on the cognitive mechanisms and thought processes behind human creative thinking, such as insight and inspiration. It has been confirmed that not only conscious but also unconscious thought behind the explicit thinking process plays an important rule. Based on recent research results, we will conduct multifaceted discussion for creative thinking.
到達目標 【日本語】
認知科学では,人間の心を情報処理システムとみなし,コンピュータモデルの構築,コンピュータシミュレーションの実行を通して,人間の認知機能を探求する。このような認知科学におけるモデルベースアプローチは,伝統的な実験心理学的アプローチと共に,心のはたらきを理解するための2つの主要な方法論である。本講義では,これまでいくつかの研究対象における両アプローチの実際を紹介し,認知科学研究の基盤を論じる。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
問題解決や発見など,人間の高次認知プロセスに関して,実験やコンピュータシミュレーション等の手法を用いた研究を講究する。特に,洞察やひらめきなど,人間の創造的思考の背後にある認知的メカニズムや思考プロセスに焦点を当てる。そこでは,意識的思考に留まらず,顕在的思考プロセスの背後にある潜在的思考プロセスが,重要な機能を果たすとされる。最近の研究成果も踏まえ,創造的思考に関する多角的な検討を行う。

1. ガイダンス
2. 問題解決の理論
3. 問題解決の実験的知見
4. 発見の理論
5. 発見の実験的知見
6. 洞察の理論
7. 洞察の実験的知見
8. 演習
履修条件・関連する科目
成績評価の方法と基準
講義の基づくレポートの評価70%,討論30%で評価し,合計100点満点で60点以上を合格とする。
教科書・参考書
必要に応じて配布する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
講義において説明した理論と実験的知見を理解するために課題を与える。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置