授業の目的 【日本語】 | | 心理・認知科学と隣接諸領域との活発なインタラクションがみられる先端的な話題について講義をおこなう。特にこの授業では,生体の脳の活動を測定・解析し,その機能を探究する手法である脳機能イメージングに関連した話題を取り上げる。この授業では,ヒトの脳の構造や生理,そしてさまざまな非侵襲脳機能計測法の原理について学ぶ。なお,この授業は「心理・認知科学特殊講義A2」と連結しており,両方を受講することが必須である。 |
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授業の目的 【英語】 | | The purpose of this course is to introduce students to cognitive neuroscience. The students learn basic neuroanatomy and physiology of the human brain, and various methodologies of the non-invasive measurement of the human brain function. This course is coupled with “Special Lecture on Cognitive and Psychological Sciences A2”, so that students are required to take both courses. |
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到達目標 【日本語】 | | 心理・認知科学と隣接諸領域との活発なインタラクションがみられる先端的な話題を取り上げる。この授業では,人間の認知を実体としての脳活動に基づいて理解するために,ヒトの脳の解剖と生理について学び,次にこの分野で用いられる手法の非侵襲脳機能計測原理について学ぶ。 |
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到達目標 【英語】 | | |
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授業の内容や構成 | | 「心理・認知科学特殊講義A2」と合わせて,さまざまな人間の認知活動に関わる心的過程と,それを支える脳の活動を取り上げ,脳と心の関係について議論する。この授業では,特にヒトの脳の解剖と生理に加え,認知神経科学の道具として使われるさまざまな脳機能イメージングの研究手法の原理について学ぶ。
〔取り扱う内容〕
1. 心の科学的研究の歴史と認知神経科学の誕生
2. ヒトの脳の構造と解剖学
3. 脳活動の生理学
4. 非侵襲脳機能計測I:PET,NIRS
5. 非侵襲脳機能計測II:fMRI
6. 非侵襲脳機能計測III:MEG,EEG, TMS
7. 生体反応計測技術:自律神経系・内分泌・免疫系
8. 二種類の脳活動:安静時脳活動と課題関連脳活動
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履修条件・関連する科目 | | |
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成績評価の方法と基準 | | レポート(60%),小テスト(20%),授業参加態度(20%)の合計100点満点で60点以上を合格とする。 | |
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教科書・参考書 | | この授業は「心理・認知科学特殊講義A2」と連結しており,単位取得のためには両方を受講することが必須である。
教科書は特に指定しない。参考書などは授業中に適宜紹介する。 | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) | | 講義をより深く理解するため,授業中に配付された資料や紹介された参考書・関連図書を積極的に読んで復習しておくこと。また脳部位の名前は自主的に学習し,講義中に分からないということがないようにしておくこと。 | |
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授業開講形態等 | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | |
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