学部・大学院区分情報学部
時間割コード1002200
科目区分
専門科目(自然情報)関連専門科目(人社,CS)
科目名 【日本語】計算情報学7
科目名 【英語】Computational Informatics 7
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】渡邉 崇 ○ 大岡 昌博
担当教員 【英語】WATANABE Takashi ○ OHKA Masahiro
単位数1
開講期・開講時間帯秋1期 木曜日 2時限
Fall1 Thu 2
対象学年3年
3
授業形態講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
自然・複雑システム
必修・選択
選択


授業の目的 【日本語】
複雑系システム情報の流れとして,人間が持つ知識情報処理過程,パターン情報処理過程を取り上げ,それらを記号的に扱い,コンピュータ上で遂行するための基礎を学ぶ。対象とする情報処理過程の実現には,手続き的,宣言的,不確定的などの各種のアプローチがなされてきた。本授業では,このうち,特に,情報を,論理的,確率的に表現するために必要な素養と,表現された情報を明確な方法に基づき操作する能力を身に着ける。そして,知識獲得や問題解決,認知処理,情報発掘に関する情報学の思考力を修得する。
授業の目的 【英語】
This course is aimed to lean logical and manipulation methods to solve problems. The information flow and the formal representation in knowledge processing are introduced and a logical programming method is used to handle these operations.
到達目標 【日本語】
複雑システムとして,知識処理における情報の流れを取り上げ,それを論理的に表現し,操作するための能力を得ることを目的とする。本講義により,情報学における知識を形式的に表現,処理することができるとともに,知識獲得や問題解決,認知処理,情報発掘に関する事項を説明できるようになる。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
論理による知識表現法,論理表現の操作を行うための命題論理と一階述語論理,問題表現と問題解決としての論理的帰結,形式的に論理表現を扱うための標準形と分割規則,問題解決を進めるステップを担う導出原理,知識処理過程を実現する論理プログラミングの実行について紹介した上で,計算機シミュレーションを通しての知識処理過程の実習を行う。

1. 知識表現
2. 命題論理
3. 一階述語論理
4. 論理的帰結
5. 標準形と分割規則
6. 導出原理
7. 論理プログラミング
8. まとめと評価
履修条件・関連する科目
成績評価の方法と基準
必要に応じた演習課題と,期末試験の結果により評価し,100点満点で60点以上を合格とする。
教科書・参考書
講義資料は,授業前に公開する。
履修条件は,これを課さない。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
授業前に,授業資料の内容を確認しておくこと。
必要に応じて,講義内容の理解を深めるための課題を与える。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置