学部・大学院区分情報学部
時間割コード1002220
科目区分
専門科目(自然情報)関連専門科目(人社,CS)
科目名 【日本語】計算情報学9
科目名 【英語】Computational Informatics 9
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】大岡 昌博 ○ 渡邉 崇
担当教員 【英語】OHKA Masahiro ○ WATANABE Takashi
単位数1
開講期・開講時間帯秋2期 木曜日 2時限
Fall2 Thu 2
対象学年3年
3
授業形態講義
Lecture
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
自然・複雑システム
必修・選択
選択


授業の目的 【日本語】
複雑システムの情報処理の例として生体の五感,すなわち,視覚,聴覚,触覚,味覚,嗅覚を取り上げ,これらの感覚がどのように感覚器官でセンシングされ,処理されていくかを学ぶ。これらの情報処理の内,空間と時間変化を同時に獲得する視覚と触覚について,コンピュータで扱うための離散フーリエ変換法や畳み込み演算についても学習する。簡単に計算できる事例について体験することによって,分布情報の獲得と認知処理に関する情報学の思考力を身に付ける。
授業の目的 【英語】
In this course, we learn the process comprised of sensing and processing in human organs such as visual, auditory, tactile, tasting and olfactory organs. Since visual and tactile sensations in these five senses are playing a role of acquiring simultaneously spatial and temporal information, we learn Discrete Fourier Transformation (DFT) and convolution calculation methods to artificially realize them in a computer system. We will acquire thinking way of informatics related to acquisition and recognition processing of distribution information through actual experiences obtained from some examples of simple calculation.
到達目標 【日本語】
複雑システムの情報処理の例として生体の五感,すなわち,視覚,聴覚,触覚,味覚,嗅覚を取り上げ,これらの感覚がどのように感覚器官でセンシングされ,処理されていくかを学ぶ。分布情報の獲得と認知処理に関する情報学の思考力を身に付ける。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
空間と時間変化を同時に獲得する視覚と触覚の情報処理を二次元の信号処理として扱う。まず,生体の情報処理について学び,二次元の信号処理の基礎として,離散フーリエ変換法と畳み込み演算についても学習する。簡単に計算できる事例について,実際に計算することによって,計算の流れを理解する。

1. ガイダンス
2. ヒトの視覚と触覚
3. ヒトの聴覚・嗅覚・味覚
4. 一次元離散フーリエ変換・中間まとめ
5. 二次元離散フーリエ変換
6. 畳み込み演算
7. 二次元信号処理
8. まとめと評価

講義資料をNUCTを通じて配布するので,事前に読んで予習をしておくこと。中間まとめで出題される課題をレポートとして提出すること。最後の試験では,資料を参照しながらレポートを作成して時間内に提出すること。
履修条件・関連する科目
成績評価の方法と基準
講義中に与える演習課題の評価50%,期末試験50%,合計100点満点で60点以上を合格とする。
教科書・参考書
教科書は指定しないが,講義資料を配布する。参考図書:野村由司彦,図解 情報処理入門
課外学習等(授業時間外学習の指示)
講義において説明した理論を理解するために課題を与える。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置