学部・大学院区分医学部(保)
時間割コード1711272
科目名 【日本語】保健生化学A
科目名 【英語】Biochemistry A
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】石川 哲也 ○
担当教員 【英語】ISHIKAWA Tetsuya ○
単位数1
開講期・開講時間帯春2期 月曜日 2時限
Spring2 Mon 2
必修・選択
必修・看理作、選択・放


授業の目的 【日本語】
この授業では,生体の構造と機能,生体内における物質の変化とそれに伴うエネルギーの動きを,化学的に理解することを目的とする.さらに,栄養学の基礎的知識として,栄養素の消化・吸収・代謝の過程を学び理解することも本授業の目的である.
授業の目的 【英語】
The aim of this course is to help students acquire understandings of the structure and function of living organisms, and the changes of biological materials which cause the movement of energy, based on the knowledge of chemistry. It also aims to help students acquire an understanding of the processes of digestion, absorption and metabolism of nutrients as basic knowledge of nutrition.
到達目標 【日本語】
本授業の到達目標は,
1. 生体の構造と機能について化学的に理解し,説明できる,
2. 糖質、蛋白質、脂質の消化・吸収・代謝の過程について理解し,説明できる,
3. 遺伝情報の役割とその発現の機序について理解し,説明できる,
4. 酵素,ホルモンの作用について理解し,説明できる,
5. ビタミン,ミネラルの役割について理解し,説明できる,
である.
到達目標 【英語】
The goals of this course are to
1. be able to chemically understand and explain the structure and function of living organisms.
2. be able to understand and explain the processes of digestion, absorption and metabolism of carbohydrates, proteins, and lipids.
3. be able to understand and explain the role of genetic information and the mechanism of its expression.
4. be able to understand and explain the functions of enzymes and hormones.
5. be able to understand and explain the roles of vitamins and minerals.
授業の内容や構成
下記の予定で行う。

1.生体の成り立ちと生体分子

2.糖質の代謝

3.脂質の代謝

4.アミノ酸・蛋白質の代謝

5.遺伝情報,核酸代謝

6.酵素の性質と働き

7.ホルモンの作用

8.ビタミン,ミネラルの役割
履修条件・関連する科目
特になし
成績評価の方法と基準
生体の構造と機能,各栄養素(糖質,蛋白質,脂質など)の消化・吸収・代謝の過程,遺伝情報の役割とその発現機序,酵素やホルモンの作用,ビタミンやミネラルの役割などについて,正しく理解できていることを合格の基準とする. 毎回の授業終了時に授業内容に関する小テストを実施し,その合計を100点換算した場合の60点以上を得たものを合格とする.
教科書・テキスト
斉藤邦明編集『わかりやすい生化学』(ヌーヴェルヒロカワ,2016年)
参考書
内山靖、藤井浩美、立石雅子編『リハベーシック生化学・栄養学』(医歯薬出版株式会社,2020年)
下正宗,他編『コアテキスト1 人体の構造と機能』(医学書院,2010年)
林典夫,廣野治子編『シンプル生化学』(南江堂,2014年)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
次回の授業範囲を教科書および参考書で予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと.
授業の進め方
講義は,教科書とスライドを用いて行う.
注意事項
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
使用言語
日本語
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置