学部・大学院区分法・博前
時間割コード2301430
科目区分法学研究科開講科目
Courses Offered by the Graduate School of Law
科目名 【日本語】行政法基礎研究A
科目名 【英語】Fundamental Studies in Administrative Law A
担当教員 【日本語】稲葉 一将 ○
担当教員 【英語】INABA Kazumasa ○
単位数2
開講期・開講時間帯春 月曜日 5時限
Spring Mon 5
対象学年1年
1
授業形態演習
Lecture


授業の目的 【日本語】
この科目は、最近の行政法制の改革や裁判例を素材としつつ、行政法の基本問題と論点とを発見する研究能力を養うものである。
授業の目的 【英語】
This class deals with the principles of administrative law in Japan, and also enhances the development of attendatnts’ skill in finding basic problems for self learning.
到達目標 【日本語】
具体的な素材にそくして、基本論点を発見する研究能力とともに総合的な問題処理能力を養うこと、を目標とする。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
回 / テーマ / 講義内容 / 授業時間外の学修活動 / 関連ページ


行政法の基本原則
1憲法と行政法
2法治主義
3民主主義


行政組織
1行政体
2行政機関


公務員制度
1憲法と公務員制度
2全体の奉仕者性
3勤務条件法定主義


行政情報
1行政情報の管理 2個人情報保護 3情報公開


行政作用
1行政の行為形式という考え方
2行政行為と行政行為以外の行政活動
3行政の実効性を確保する制度


行政救済法
1行政不服審査法
2行政事件訴訟法
3損失補償法
4国家賠償法


事例研究1
公文書の不適切な管理と法治主義


事例研究2
地方自治に関する紛争と民主主義


事例研究3
行政組織(公務員制度)と法治主義

履修条件・関連する科目
学部の行政法Ⅰ~Ⅲまでを既に履修したこと。
成績評価の方法と基準
出席、発言、報告等を総合的に評価する。
教科書・テキスト
授業の第一回において受講者と相談して決める。
参考書
必要に応じて、その都度、紹介し、配布する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
*授業時間中に、指示する。
注意事項
演習科目ですから、氏名とメールアドレスが記載された名簿を受講者全員で共有して(目的外利用をせず、受講者以外には提供しないように、取り扱いには注意します。)、電子メールでのやり取りによって、対面以外での授業を行う予定です。そこで、受講希望者は、私(稲葉一将)の電子メールアドレス(学生便覧に記載されています。)に、お名前とメールアドレスを送ってください。初回は4月20日月曜日です。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置