学部・大学院区分法・博前
時間割コード2301520
科目区分法学研究科開講科目
Courses Offered by the Graduate School of Law
科目名 【日本語】税財政法基礎研究A
科目名 【英語】Fundamental Studies in Tax and Public Finance Law A
担当教員 【日本語】髙橋 祐介 ○
担当教員 【英語】TAKAHASHI Yusuke ○
単位数2
開講期・開講時間帯春 火曜日 5時限
Spring Tue 5
対象学年1年
1
授業形態演習
Lecture


授業の目的 【日本語】
本演習では、(1)日本の税法の基礎理論及び日本の税制の根幹である所得課税を取り上げ、日本の税法の基本的な考え方と所得課税の仕組みを学ぶとともに、(2)税を納めるのみならず、企業や各種団体(地方公共団体含む)を運営していく上で不可欠な知識である簿記の基本的知識を習得する。(1)につき、題材として、それらに関する判例を取り上げ、報告担当者による報告の後、討論を行うというオーソドックスな演習スタイルを採用する(可能であれば、報告をベースに、判例評釈ないし簡単な論文程度が書けるようになってほしい)。参加者のレベルにより、文献購読で代替する場合がある。(2)につき、適当なテキストを毎週こなしていく。ただし、参加者の税法に関する知識により、(1)については適当な演習書をこなし、(2)については省略することがある。 学部との合同演習であるが、大学院生たる参加者には、授業における議論をリードし、積極的な発言及び学部生への助言が求められる。
*本授業は、Zoomを使用した同時双方向遠隔授業を行う。4月14日(火)の16時30分から、接続テストを行うので、本シラバスのアナウンスに注意しておくこと。
授業の目的 【英語】
This course deals with (1) the basic theory of tax law and income taxation and (2) the basic knowledge of bookkeeping essential for tax calculation. It also enhances the development of students’ skill in making oral presentation based on legal cases and literatures.
到達目標 【日本語】
(1) 日本の税法についてより深い理解を得ることにより、自力での研究遂行能力を獲得し、また総合的に問題考察処理できるようになる。 (2) 報告及び発言において、研究者としてふさわしい能力態度を身につける。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
回 / テーマ / 講義内容 / 授業時間外の学修活動 / 関連ページ

1
オリエンテーション
今後の演習の進め方などにつき、確認をする。具体的な授業内容と報告順などは、初回授業時の参加学生の履修状況・知識状況を踏まえ、相談の上、決定する。情報収集方法などにつき、参加者の知識程度を問う必要があるので、場合によっては、オリエンテーションが数回続くことがあり得る。 初回授業(接続テスト)は4月14日(火)であり、実質的な授業は翌週21日(火)から行う。
初回はない。2回目以降は、前回授業時の指示に従うこと。

2
報告と討論
受講者のレベルに従い、報告や討議を行う。
前回授業時の指示に従うこと。

履修条件・関連する科目
学部の講義「租税法」を履修済み、あるいは同等の知識を有する者であること。簿記の知識は、大学院生レベルとしては必須である。
成績評価の方法と基準
出席態度、報告、毎回の簿記の小テスト等につき、総合評価する。公欠を除き、3回休んだ時点で成績評価を「欠席」とする。
教科書・テキスト
参加人数と参加者の基礎知識により、テキストが異なるので、初回の授業でこちらから指示する。 教科書・参考書の購入は、宅配による販売(Amazonなど)を利用することを強く推奨する。 生協の行う宅配による教科書販売については下記ホームページを参照 http://www.nucoop.jp/book/news_2/news_detail_2487.html
参考書
初回の授業にて指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
授業終了時に、次回講義までの予習復習について指示するので、それに従うこと。
注意事項
根気があり、真面目に取り組む者の参加を望む。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置