授業の目的 【日本語】 | | 講義の目的 この授業は、最新の応用研究を理解・評価するために必要となる基礎知識を身に着けるとともに、ミクロ経済学の道具を用いて現代の経済社会の諸問題を分析する能力を育むことが目的である。 |
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授業の目的 【英語】 | | This course provides graduate students with the basic knowledge required to understand and evaluate current applied research and the skills required to apply microeconomic tools to problems in modern economic societies. |
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到達目標 【日本語】 | | 需要と供給の考え方を用いて市場の諸現象を理解・解釈し、ミクロ経済学的な観点に基づき競争市場における消費者や生産者の行動を分析できることを到達目標とする。 |
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授業の内容や構成 | | 1. 市場のデータを見てみよう 2. 経済学の原理と方法 3. 最適化と限界原理の考え方 4. 需要と供給 5. データ分析の方法 6. 消費者とインセンティブ 7. 需要曲線 8. 生産者とインセンティブ 9. 供給曲線 10. 完全競争市場の供給 11. 完全競争と見えざる手 12. 課税や規制の効果 13. 生産要素市場 14. 応用ミクロの紹介 15. まとめ
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履修条件・関連する科目 | | 履修条件は要さない。また「所得理論Ⅰ」および「エコノメトリクスⅠ」を同時に履修することを強く勧める。 This course will be taught in Japanese. |
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成績評価の方法と基準 | | 宿題 (40%)・レポート (60%)で評価する。それぞれについて、以下の合格基準を満たすことを合格要件とする。 各項目の合格基準 宿題:締め切り前の提出が80%以上。 レポート:ミクロ経済学の基礎的な考え方を応用して現実の市場について分析できること。 |
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教科書・参考書 | | 授業はアセモグル/レイブソン/リスト・ミクロ経済学 東洋経済新報社 (2020年春に出版見込み) に沿って進める。英語に抵抗がない学生には英語版のAcemoglu, Laibson, List, Microeconomics (もしくはEconomics), Second Edition を勧める。 より入門向けの参考書として ・安藤至大『ミクロ経済学の第一歩』 有斐閣ストゥディア 2013年 数学に抵抗がない受講生向けの参考書として ・レヴィット・グールズビー・サイヴァーソン『レヴィット・ミクロ経済学基礎編』 東洋経済新報社 2018年 ・神取道宏『ミクロ経済学の力』 日本評論社 2014年 (講義資料はすべてNUCT等を通じてオンライン配布するため、教科書を購入する場合もKindleなどの電子書籍のほうが便利です) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) | | 毎回の授業前に教科書の該当ページを読み、疑問を用意する。ほぼ毎週、宿題を課すのできちんと取り組む。 |
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注意事項 | | |
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授業開講形態等 | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | |
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