授業の目的 【日本語】 | | 世代重複モデルを基礎から学び,その分析手法を身につけることを目的とします。理論的に経済の発展過程を理解できる能力を養い,自分自身が関心を持つマクロ経済の問題を解決するためのマクロモデルが構築できるような応用能力を育みます。 |
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授業の目的 【英語】 | | The objective of this course is to learn the overlapping generations model for obtaining the basic analytical skills. This course contributes to develop applicable ability in building macroeconomic model thorough understanding the process of economic development. |
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到達目標 【日本語】 | | 現在,自分自身が置かれている経済環境が過去の経済活動の蓄積により支えられ,かつ,現在の経済活動が将来の経済環境を決定するというメカニズムを的確に理解する。その理解をもとに,自分自身が解決を図りたい経済の問題について,論理的かつ実証的にその解決策を提示することができる。 |
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授業の内容や構成 | | 1. 離散的動学マクロモデルで必要とされる数学(1) 2. 離散的動学マクロモデルで必要とされる数学(2) 3. マクロ経済学の基本的な考え方 4. 経済の循環 5. 世代重複モデル(1)家計行動(1) 6. 世代重複モデル(2)家計行動(2) 7. 世代重複モデル(3)企業行動 8. 世代重複モデル(4)経済の短期均衡 9. 世代重複モデル(5)経済の長期均衡 10. 復習(1) 11. 世代重複モデル(6)競争均衡と安定性 12. 世代重複モデル(7)動学的効率性と黄金律 13. 世代重複モデル(8)社会最適 14. 世代重複モデル(9)競争均衡,課税と最適性 15. 復習(2)
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履修条件・関連する科目 | | 経済学部のマクロ経済学とミクロ経済学の履修,あるいはそれと同程度の理解があること,また経済学で必要とされる基礎的な数学(微分,偏微分など)を習得していることが望ましいが,未履修でも受講可能。 This course will be taught in Japanese. |
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成績評価の方法と基準 | | 講義内で課される2回のレポートで評価し, C-(あるいはC)評定以上を合格要件とする。 |
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教科書・参考書 | | David de la Croix and Philippe Michel, “A Theory of Economic Growth: Dynamics and Policy in Overlapping Generations,” Cambridge University Press, 2002, ISBN 0521001153 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) | | 適宜授業の後に提示される,授業内容に関する練習問題に取り組むこと |
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注意事項 | | |
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授業開講形態等 | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | |
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