授業の目的 【日本語】 | | 20世紀最大の経済学者であるジョン・メイナード・ケインズの生涯と著作について総体的に考察する。これを通じて、経済学史の研究能力を養うことを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 | | This course aims to enhance the research ability in the history of economic theories by learning the life and works of John Maynard Keynes. |
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到達目標 【日本語】 | | ケインズの思想と理論を総体的に理解することを通じて、経済学史の研究能力を習得する。 |
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授業の内容や構成 | | 1. 序論 2. 倫理――ケインズのビジョンの源泉(1) 3. 倫理――ケインズのビジョンの源泉(2) 4. 知識――不確実性、確率、モラル・サイエンス(1) 5. 知識――不確実性、確率、モラル・サイエンス(2) 6. 政治――自由主義と社会主義を超えて 7. 戦争と平和――ボーア戦争からヴェルサイユまで 8. 貨幣――経済的原動力にして社会的病理(1) 9. 貨幣――経済的原動力にして社会的病理(2) 10. 労働――失業との闘い(1) 11. 労働――失業との闘い(2) 12. 金――人類に奉仕する国際通貨体制 13. 芸術――芸術の理論家・消費者・後援者 14. 結論――ケインズからケインズ主義へ 15. まとめと評価
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履修条件・関連する科目 | | 履修条件は要さない。This course will be taught in Japanese. |
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成績評価の方法と基準 | | 報告(50%)、試験(50%)で評価する。それぞれについてC⁻評定以上を合格要件とする。ケインズの思想と理論について正確に理解したうえで、それを適切に説明できることを合格の基準とする。 |
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教科書・参考書 | | ジル・ドスタレール『ケインズの闘い――哲学・政治・経済学・芸術』(藤原書店、2008年)を教科書として使用する。開講時までに各自で入手しておくこと。参考文献については講義中に指示する。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) | | 輪読形式で授業を進めるので、報告者は担当箇所のレジュメを作成する。また、毎回の授業後に教科書やその他の参考文献を読み、知識や理解をさらに深めるよう努めること。 |
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注意事項 | | |
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授業開講形態等 | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | |
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