学部・大学院区分情報・博前
時間割コード2510021
科目区分
主専攻科目
科目名 【日本語】量子情報特論1
科目名 【英語】
コースナンバリングコードGSI116021J
担当教員 【日本語】BUSCEMI Francesco ○
担当教員 【英語】BUSCEMI Francesco ○
単位数1
開講期・開講時間帯秋1期 月曜日 2時限
Fall1 Mon 2
対象学年1年
1
授業形態
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
数理情報学専攻
必修・選択


授業の目的 【日本語】
授業の目的 【英語】
The course will introduce quantum information and quantum computation, in a way suitable to an audience with no specific background. The following topics will be covered: mathematical description of quantum systems – composite systems, purification, and quantum entanglement – Bell inequalities and quantum "nonlocality" – evolution of open quantum systems – quantum channels – quantum measurement processes – simple quantum communication scenarios (noiseless channels, super-dense coding, quantum teleportation).
到達目標 【日本語】
量子情報理論の手法について理解することを目標とする。専門科目で量子力学,情報理論の理論と応用について学んでいくためのきっかけとする。
この講義は次の「量子情報特論2」講義にもつながる非常に基本的なトピックであるため,深く正確に理解することが求められる。
到達目標 【英語】
In this course we learn about the basic ideas in quantum information theory. This is the first step towards learning the theory and the applications of this field. This class is a necessary requirement for "Quantum Information Theory 2."
授業の内容や構成
「量子情報特論1」では,量子情報理論の基本についての講義である。
「複素ベクトル空間,内積,ティラクのブラケット記法,外積,直交射影,スペクトル定理,テンソル積」を復習し,
「量子力学の公理,量子状態,シュレーディンガー方程式,量子測定,量子ランダム数字ジェネレータ,量子エンタングルメント,
ベルの不等式,量子テレポーテーション,量子超高密度符号化,量子テレポーテーションと量子超高密度符号化の最適性」を学習する。
この講義は次の「量子情報特論2」講義にもつながる非常に基本的なトピックであるため,深く正確に理解することが求められる。

〔計画〕
1. 複素数線形代数
2. 国内や国外での研究組織の構築と課題
3. 予算申請と研究計画
4. 量子力学の公理(1)
5. 量子力学の公理(2)
6. ベルの不等式
7. 量子テレポーテーション
8. 量子超高密度符号化
1. Basics of complex linear algebra
2. Domestic and overseas trends in quantum information sciences (1)
3. Domestic and overseas trends in quantum information sciences (2)
4. The axioms of quantum mechanics (1)
5. The axioms of quantum mechanics (2)
6. Bell inequality
7. Quantum teleportation
8. Quantum super-dense coding
履修条件・関連する科目
成績評価の方法と基準
レポート80%,講義時の議論の評価(積極的な参加,発言)20%で評価し,合計100点満点で60点以上を合格とする。
By one final report (Japanese or English, 80%) and by looking at the active participation to class (20%).
教科書・参考書
レクチャーノートを配布する。
Materials will be distributed when necessary.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
自身の研究テーマについての研究計画書の策定とプレゼンテーション
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置