学部・大学院区分情報・博前
時間割コード2520064
科目区分
主専攻科目
科目名 【日本語】遺伝情報システム特論1
科目名 【英語】
コースナンバリングコードGSI126064J
担当教員 【日本語】青木 摂之 ○
担当教員 【英語】AOKI Setsuyuki ○
単位数1
開講期・開講時間帯春1期 水曜日 1時限
Spring1 Wed 1
対象学年1年
1
授業形態
開講系(学部)・開講専攻(大学院)
複雑系科学専攻
必修・選択


授業の目的 【日本語】
授業の目的 【英語】
This course introduces to the students taking this course 1) the fundamental mechanisms of gene expression and their regulation at a variety of levels, starting with explanation of the basic structures of nucleic acids and proteins and 2) historical aspects of molecular biology.
到達目標 【日本語】
多様な情報分子の相互作用により創出する生命システムを理解するための基礎として,生物の構造と機能が生じる基盤過程である遺伝情報発現とその制御の分子機構を学習する。
到達目標 【英語】
Address research and experiments on individual themes for master's thesis research.
授業の内容や構成
核酸とタンパク質の基本構造の理解から始め,遺伝子発現の基本機構と様々なレベルでの発現制御の分子機構を,分子生物学の進展の歴史にも触れながら学習する。
分子生物学の一般的な教科書を用いるが,授業の進み具合に応じて原著論文の読解も織り込む予定である。

〔計画〕
1. ガイダンス
2. 遺伝型と表現型の関係
3. 原核生物における転写とその制御の分子機構
4. 真核生物における転写とその制御の分子機構
5. 翻訳とその制御の分子機構
6. 多様な転写後制御の分子機構(1)
7. 多様な転写後制御の分子機構(2)
Starting with basic structures of nucleotides and proteins, students will learn basic regulatory mechanisms of gene expression at various levels, while relating with historical events of molecular biology.

[Schedule]
1. Guidance
2. Relationship between genotype and phenotype
3. Regulatory mechanisms of transcription in prokaryotes
4. Regulatory mechanisms of transcription in eukaryotes
5. Regulatory mechanisms of translation
6. Various posttranscriptional regulation (1)
7. Various posttranscriptional regulation (2)
履修条件・関連する科目
成績評価の方法と基準
質問・討議における授業内容の理解度と積極的姿勢を評価する(50%)。
また,理解度の評価のための質問への回答能力,課題の発表内容の適正さ・詳細さを評価する(50%)。
合計100点満点で,60点以上を合格とする。
教科書・参考書
"MolecularBiologyoftheCell"(6版,BruceAlberts他,GarlandScience)等を予定している。
他にも必要に応じて配布する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
理解度の評価のために受講者に質問し,答えられない場合には宿題の課題を与え,次回の授業で発表してもらう。
また講義内容のより深い理解を促すために,関連する教科書等を積極的に紹介する。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置