授業の目的 【日本語】 | | |
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授業の目的 【英語】 | | The field of Artificial Life continues to grow from life to mind, society and language by focusing on the emergent property of these complex systems. This lecture helps students acquire an understanding of universal properties inherent in various complex systems by following the growth of Artificial Life. |
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到達目標 【日本語】 | | 人工生命の研究分野は,生命性の生み出す創発現象に対する注目を共有しながら,生命から心,社会,言語へと拡張し続けている。
本講義では,そのように拡張する研究領域の広がりを追うことにより,様々な複雑系に内在する普遍的特質の理解を深める。
生命の有する創発性への理解を他の複雑系でも自在に応用できるようになることを到達目標とする。 |
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到達目標 【英語】 | | This lecture aims students acquire an understanding of universal properties inherent in various complex systems by following the growth of Artificial Life. |
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授業の内容や構成 | | 生命性を生み出すプロセスである創発,学習,進化の基礎理論を踏まえた上で,
自然,人間,社会に内在する創発性を対象とした群知能,ネットワーク,協力,言語などの各テーマの研究に関して,
論文を適宜参照しながら,研究者の問題意識の変遷と研究成果を理解する。
最後に,受講生が人工生命に関わる様々なソフトウェアを分担して紹介し合って実践的な理解も深める。
毎回の授業の冒頭で,前回の理解度をチェックするので,時間外の準備が重要となる。
〔計画〕
1. イントロダクション
2. 複雑ネットワーク理論
3. 進化と学習の相互作用
4. 協力の進化モデル
5. 心の理論の進化モデル
6. 言語の進化モデル
7. 受講生によるプレゼンテーション1
8. 受講生によるプレゼンテーション2 | Artificial Life is an interdisciplinary science that synthesizes and investigates "life-like" systems, and is a major field of complex systems science. This lecture helps students acquire a synthetic understanding of life by following the line of important studies in Artificial Life. |
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履修条件・関連する科目 | | |
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成績評価の方法と基準 | | 総合レポート80%,プレゼンテーション20%で評価し,合計100点満点で60点以上を合格とする。レポートでは、本講義で示した概念の基本的理解を合格の基準とする。 | |
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教科書・参考書 | | 有田隆也「生物から生命へ」(筑摩書房)及び適宜,配布する論文。 | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) | | プレゼンテーションの準備,及び,最終回に出題する総合レポート | |
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授業開講形態等 | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | |
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