授業の目的 【日本語】 | | |
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授業の目的 【英語】 | | General Computational Natural Science, GCNS is introduced in this lecture. In GCNS, computational methods (models, algorithms) are media of investigation. |
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到達目標 【日本語】 | | 複雑系を計算論的に考察するため,チューリングマシンなどに立脚する「いわゆる計算」をいったん捨象し,
計算の歴史などを基盤に,物理学における数学のように,自然を科学するための方法として計算を位置付ける(一般計算科学の提唱)。
そしてさまざまな複雑系を"計算として考察"できるようにする。 |
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到達目標 【英語】 | | Learn General Computational Natural Science |
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授業の内容や構成 | | 「計算とは何か」について計算の歴史を踏まえながら再考し計算の再定義を行う。
この再定義(アルゴリズムによる計算)の立場から自然系の計算について考察し,自然計算系の停止性と美学,自己組織化計算での相互作用の媒介項について,
また複雑系計算論一般の重要な性質として,系の構成要素の大数-少数性が,系の連続性-離散性と関連することなどを示す。
〔計画〕
1. イントロダクション
2. 数の計算(アル・フワリズミーからネピア)
3. 論理の計算(ランモンド・ルル以降)
4. 計算
5. 一般計算科学・概論
6. 自然計算と計算美学
7. 計算の散逸(自己組織化の計算論)とシェパーディング | 1. Overview
2. Origins of Algorithm
3. Origins of Logic
4. Definition of Computation
5. Over view of General Computational Natural Science
6. Natural Computing
7. Harness Nature for Computation
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履修条件・関連する科目 | | |
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成績評価の方法と基準 | | レポート40%,討論60%で評価し,合計100点満点で60点以上を合格とする。 | Essay 40%, Discussions 60%. |
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教科書・参考書 | | 自然計算の基礎(鈴木泰博,近代科学社)。
その他,必要に応じて自筆資料を配布する。 | Sizen kensan no kiso (Foundation of Natural Computing), in Japanese
HarnesstheNatureforComputation,YasuhiroSuzuki,SpringerVerlag(openaccess)
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課外学習等(授業時間外学習の指示) | | |
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授業開講形態等 | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | |
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