学部・大学院区分		農・博前

時間割コード		2922004

科目区分		Ｃ類 Category C

科目名　【日本語】		作物科学特論

科目名　【英語】

コースナンバリングコード

担当教員　【日本語】		近藤　始彦 ○

担当教員　【英語】		KONDO Motohiko ○

単位数		1

開講期・開講時間帯		秋集中その他その他 Intensive(Fall) Other Other

対象学年		１年 1

授業形態

授業の目的　【日本語】

作物個体・群落の土壌・大気環境への生理的・生態的反応について習得し、高い専門知識を身につけることを目的とする。

授業の目的　【英語】

For improving crop productivity together with its sustainability, this course aims to deepen students’understanding on the physiological and ecological responses of crop plants to soil and atmospheric environments at individual and/or community levels. Improving plant nutrient acquisition is essential to enhance crop productivity under increased carbon dioxide concentration in the atmosphere. Therefore, we discuss solute movement in soil and nutrients acquisition strategy by crops. This course also deals with physiological and environmental factors for determining crop yield potentials and improving strategies for future.

到達目標　【日本語】

作物個体・群落の土壌・大気環境への生理的・生態的反応の理解を深め、将来の生産性向上、持続的生産戦略について高い思考力を身につける。大気二酸化炭素濃度の上昇を植物生産力の向上に活用するには、植物の養分獲得能の向上が鍵を握る。このため土壌中での溶質移動とその獲得戦略に関する理解を深める。また作物の収量ポテンシャルの生理的・環境的要因についての理解を深め今後の向上戦略を思考できる能力を身につける。

授業の内容や構成

１．植物生産と二酸化炭素
２．土壌中における溶質移動
３．植物の土壌資源獲得戦略
４. 作物の収量ポテンシャルの生理・環境要因
1. Plant production and carbon dioxide
2. Solute movement in soil
3. Strategies of soil nutrient acquisition by plants
4. Physiological and environmental factors for determining yield potentials of crops

履修条件・関連する科目

：作物ストレス生理学特論、土壌学特論

成績評価の方法と基準

毎回の授業への取り組みおよびレポート試験により評価する。
作物個体・群落の土壌・大気環境への生理的・生態的反応について正しく理解し論述できることを合格の基準とする。

教科書・テキスト

プリントを適宜配布する。

参考書

随時紹介する。

課外学習等（授業時間外学習の指示）

毎回の授業前後に関連する参考書や文献を読解すること。

授業開講形態等

遠隔授業（オンデマンド型）で行う場合の追加措置